チューニングを行いました。
求めるサウンドはデジタルでも太く密度のある音。
2000年以降のデジタルサウンドはレンジが広くきれいなサウンドなので、
1990年代のあの太い感じを出しつつ自然でリアルなサウンドを目指してみました。
電源回り、ファイヤーワイヤーのケーブル、
セッティングなどを追い込んで、
低音が固まりになって出てくるようになりました。
ケーブルは、サイデラ・マスタリング製のもの以外、高級なものは一切
使っていません。
機材との相性、サウンドの傾向を確かめながら聴き比べで決めています。
電源ケーブルは市販の製品ではなく殆どが自社製のケーブルです。
自社で制作すると取り付け方法やハンダの仕方で、
より音を追い込むことが出来ますので。
ヒップ・ホップやR&Bの低音の止まり方もすごくいいです。
ヴォーカルも芯がしっかりして倍音の透明感も増しました。
こちらも前回お話しました位相の問題が大きいと思います。
立ち上がりが速く柔らかくても切れがあるので、
高域をEQすること無く抜けのいいのはかなりビックリしました。
このサウンドはぜひ立会いマスタリングで体験してくださいね。
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