2011/04/26

サイデラ・マスタリングの「サラウンドの日」モーニングセッション開催!「Back to Nature. ワールド・サラウンド・ランドスケープ」

どうもサラウンド戦略推進室のMUSHです!

もうみなさん耳にタコかと思いますが、5月1日は日本オーディオ協会(JAS)と電子情報技術産業協会(JEITA)がサラウンドの普及と啓蒙の為に定めた『サラウンドの日』ですよ!このサラウンドの日に合わせて、5月は全国各地でサラウンドの体感視聴会イベントが行われます。

サイデラ・マスタリングでは、音の朝活「サイデラ・モーニングセッション」の特別プログラム版を、5月は毎週月曜日の朝9:00-10:00(通常は5のつく日(5,15,25日))に開催しますよ!テーマは「Back to Nature. ワールド・サラウンド・ランドスケープ」!実際の制作環境でのサラウンド再生で、世界各地を回ります!

参加のお申し込みは、[お名前/会社名/希望回]を明記の上、saraudon009@gmail.comまでメールにて受付中です!

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「Back to Nature. ワールド・サラウンド・ランドスケープ」(サイデラ・モーニングセッション#038-042)

Day1: 5月2日月曜日 9:00-10:00AM
SD-1003H「Forest and Beach」より「Forest in Dijon (France)」

Day2: 5月9日月曜日 9:00-10:00AM
SD-1004H「Forest and Beach」より「Beach in Nice (France), Sanremo (Italy) and Rio de Janeiro (Brasil)」

Day3: 5月16日月曜日 9:00-10:00AM
SD-1001H「COMME des GARCONS SEIGEN ONO」より「Street in Amsterdam (Netherlands)」

Day4: 5月23日月曜日 9:00-10:00AM
SD-1026H「義経の龍笛/長谷川景光」より「Manpukuji-Temple in Kamakura (Japan)」

Day5: 5月30日月曜日 9:00-10:00AMNew 5.6MHzDSD Recording「Amazon forest in Manaus (Brasil)」
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サイデラ・モーニングセッションの合言葉:
「作品の視聴は、サラウンドを学ぶ上で最も重要な作業の一つである。その際に、視聴環境が良好であればあるほど、より多くのことを学ぶことができる。」(「サラウンド入門」P22より) →→→


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2011/04/15

ミックスマスターのレベル(その2)「ジャンルごとの適正レベル」

ミックスマスターの入力レベルについて何度かに分けて連載します。
(その2)「ジャンルごとの適正レベルとは」。

J-POPやHIP HOPではレベルを入れることで生じる”歪みの要素”が音楽をよりパワフルに聴かせるためのスパイスとなります。が、ジャズやクラシック、アコースティックのジャンルでこれをやるとステージの空気感、アドリブの細かなニュアンスを失います。人間の耳は歪みにとても敏感です。工事現場の音、エンジン音などが大きく聞こえるのはその中に歪みの要素が含まれているからです。はっきりとわかるまで歪ませるのではなくニュアンス程度に歪ませると音の透明感が増したり、厚みのあるサウンドに聴こえてきます。こちらは前者のジャンルに有効な手段です。

ミックスマスターのレベルがギリギリまで大きなもので、歪む事なく大きく録音され、しかもバランスが完璧な仕上がりであればAD/DAコンバーターのキャラクター、ケーブルのキャラクター違いでファイナルタッチを加えるのみでマスターを仕上げる事が可能です。少ないプロセスで音作りが出来るためナチュラルで鮮度のある仕上がりになります。ただしオケとヴォーカルのバランスなどもきちんとそろっている必要があります。一方レベルがギリギリまで入っている音源で奥行き、広がり感を引き出すことはとても難しい作業になります。プレイバック送りのレベルを下げ、EQで前に出したい音、後ろに下げたい音を整え、コンプで輪郭を付ける作業もわずかな処理しか出来ません。一度音がつぶれてしまっている音源からアタック感、切れ、スピード感を取り戻すことは出来ません。

ジャズやクラッシックでは楽器の出音だけでなく演奏しているホール、ライブハウスの響きを含め録音する必要があります。音が出る瞬間、消える瞬間の細かなニュアンスをいかにとらえるかが大切です。そのためミックスマスターはヘッドルームを十分にとって仕上げます。そうすることでアドリブの緊張感、空気感、アンサンブルの美しさを表現することが可能になります。

逆に音量レベルが低すぎる音源の場合、レベルを大きくすることは可能ですがノイズが問題となります。アナログテープで録音していた時代はSNが悪くサーというテープヒスノイズが目立つので歪む一歩手前で録音することが基本でした。デジタル録音でもダイナミックレンジを十分に生かすには赤が点灯しないように、ヘッドルームを最低でも0.5dBから1.0dB程度空けて録音するのがベストです。

適正レベルで録音された音源では最終的にナチュラルに仕上げることもレベルを入れて音圧のある仕上げも可能です。理想的なTDマスターはメーターの振れよりも聴感上大きく聴こえる音源です。そのために必要な要素は音像が大きく、芯があり、ナチュラルで輪郭がはっきり聴こえるサウンドです。

音量を大きくしたいのであればおぜひ任せください。アナログ、デジタル、DSDの中から楽曲に合った最適な機材を選択し音量が大きく、奥行きのあるサウンドに仕上げます。