2014/10/31

あうん「ときはなつ」DSDマスタリングを終えて 特別インタビュー (その1)


Photo by 阿部 章仁


あうん「ときはなつ」DSDマスタリングを体験して 特別インタビュー (その1)
「DSDマスタリングの構想はレコーディングの段階から芽生えていた」
インタビュアー: Mush(Saidera Mastering)

作曲家TommyTommyさんとヴォイスアーティスト赤い日ル女(あかいひるめ)さんのユニット「あうん」。1stアルバム「ときはなつ」を2014年夏にリリースしました。今回は、サイデラ・マスタリングでDSDマスタリングを体験したお二人に、それぞれの音楽観からアルバム制作の裏側まで、幅広くお話をうかがいました。

Mush:「あうん」を結成したきっかけを教えてください。

TommyTommy: 去年の6月、もともとぼくの知り合いだった腹話術をやっている方と、大学の教授で現代音楽をやっている方が出るライブを見にいったんです。その時に、もう一組出ていたのが日ル女さんでした。

赤い日ル女: わたしは、その大学の教授に出てみないかと誘われたライブで。 それまで、ずっとバンド活動をしていて。バンドではずっとドラムを叩いていたのですが。バンド活動をやめて、「なんでひとりでやらないの?」って質問をきっかけに、ひとりでつくりはじめてみたものの、ちょうど、「どんなふうに」という点で、自分の音楽について模索していて。それで、「そうだ、『赤い日ル女』って名前で活動しよう!」ときめて、それがはじめてのライブでした。

Photo by 阿部 章仁


TommyTommy: その時は、おたがい特に挨拶もしなかったんですけど、そのあとFacebookで繋がって。それから、ぼくのノイズのライブがあったんですけど、その時すでにぼくはノイズでライブをやることに飽きていて、それで日ル女さんのことを思い出して。一度ライブを見てもらおうと思って今度はぼくのライブに呼んだんです。そのあとすぐに、セッションをしてみようということになって、最初はラップトップと声というスタイルを想像していたんですけど、それで一回合わせてみたらピンとこなくて。これはパソコンを一切使わない方がいいかもしれないと提案しました。なんでパソコンなしのスタイルにしたかというと、今ってMacを買うとGarageBandが入っていて、サンプル音源もいっぱいあって、ちょっと鍵盤ができたり、それどころかマウスをちょっといじくれば音楽ってつくれちゃうんですよね。ジャンルも問わずできるし。サンプルをコピーアンドペーストしていけばグルーブができて3分くらいの曲を作る事が容易になって来ています。そこに対するモヤモヤがあって、自分でやるならそうじゃないものをやりたいなと。

赤い日ル女: わたしは、もうずっとすべてのリズムに飽き飽きしていたんです。 パターン化されてその先がよめてしまうことに、なんかおもしろくないなあ、と。 そういうときにであったのが、TommyTommyさんのノイズでした。アナログノイズという、パターン化されない、できない、そういうものがわたしにとって、とても新鮮でおもしろかったんですよね。

Photo by 阿部 章仁


TommyTommy: そのときの初めてのセッションで、実は、今作「ときはなつ」のタイトルトラックの「ときはなつ」の原型は、すでにできていました。最初はもっとノイズトラックでしたけどね。パソコンを使わなくなってからは、すべてうまく進んで。これは面白いぞ!、と。 ライブもしつつ、「ときはなつ」の制作に入っていきました。レコーディングは日ル女さんの声が一番よく録れる環境でやるのが、一番いい作品になるだろうと思っていたので、日ル女さんがずっと録ってもらっていたエンジニアさんの、上田健一郎さんにお願いしました。どんな風に録ろうというのは、具体的にまだなかったんですけど、ケンさんに録っていただくことによって、よりよい何かが生まれるといいなと思って。

赤い日ル女: そういう空気感も一緒に録れたらすてきだなあ、と。

TommyTommy: それで、早速録ってみようということになって、ぼくの自宅で録音することになりました。ケンさんには、マスタリングはサイデラ・マスタリングでやるということは話していて。サイデラ・マスタリングで再生されて、森崎さんにマスタリングしていただくことになるので、あのモニター環境で自分の音が鳴らされるという事で、どういう風にしようかなということはすごく考えながらやっていました。実は、DSDマスタリングができると素敵だなぁというのはそのときから芽生えていました。


あうん「ときはなつ」DSDマスタリングを終えて 特別インタビュー (その2)
http://saideramastering.blogspot.jp/2014/11/dsd-2.html

あうん「ときはなつ」DSDマスタリングを終えて 特別インタビュー (その3)
http://saideramastering.blogspot.jp/2014/11/dsd-3.html

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アーティスト名:あうん
CD名:ときはなつ
定価:1,500円(税抜き)

<収録曲>
なにもないせかい
しろいからすのうた
ときはなつ
きゅーあい
なにもないせかい(Remix by Carl Stone) 

※お問い合わせはahumuha@gmail.comまで

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今後のライブ予定

11月2日(日)町田 FLAVA
     3日(月)新宿 OREBAKO
     11日(火)白楽 Bitches Brew
     24日(月・祝)渋谷 GUILTY
     25日(火)新宿 OREBAKO
     26日(水)横浜 GALAXY

12月 11日(木)新宿 OREBAKO
      23日(火・祝)白楽 Bitches Brew

お問い合わせ/ライブオファー/ご予約は:ahumuha@gmail.com
blog:http://ahumuha.blogspot.jp/ 

2014/10/27

サイデラ・マスタリングの立会いなしマスタリング(その3)


どうもMushです!

サイデラ・マスタリングの立会いなしマスタリングの行程を、成功の秘訣とともに順を追って解説していきます。

1.マスタリングご予約フォームからお申込みいただきます
曲数/トータル時間によりお見積り金額が変わります。ご予算に応じた最適なプランもご提案しますので、遠慮なくご記入ください。

2.お見積りをお送りします。金額にご納得いただけたら料金をお支払いいただきます(→立会いなしマスタリングは料金作業前払いです)
お支払い方法は銀行振込みとなります。入金確認がとれないと作業にとりかかれません。

3.楽曲リスト/マスタリングのご要望とともにミックスマスター音源をお送りいただきます
ミックスマスター音源はDVD-Rなどのメディアに焼いたものやUSBメモリーを送付いただくか、データ便にて送付いただきます。

そしてここでの「マスタリングのご要望」が立会いなしマスタリング成功の秘訣です!ご自身のお言葉で、抽象的でも結構ですのでできる限り詳細にご記入ください。具体的に既存のアーティスト名や楽曲名を挙げていただいたり、参考音源を一緒にお送りいただくのもよりイメージに近い仕上がりにするためには大変有効です。とにかく遠慮なく、お考えのことすべてをお伝えください。
Link:Saidera Mastering Blog「マスタリングのリクエストを理解する」
http://saideramastering.blogspot.jp/2013/11/blog-post_5.html

4.マスタリングののち、お客様ご確認用データまたはCD-Rをお送りします
ここでの最終ご確認用データが、=マスターとまったく同じものになります。スピーカーとヘッドホン、ラジカセとヘッドホン、など複数のシステムでチェックしてください。サイデラ・マスタリングのマスタリングでは大小あらゆるシステムでも再生される音のイメージが変わらないような音作りを施しています。

(5.修正のご希望があれば4にもどります)
修正の内容によっては例えばはじめにいただいたご要望と方向性が全く変わってしまった場合などには、追加費用がかかる場合があります。

6.マスタリングに問題がなければ、CDプレス用マスター/Mastered for iTunes用マスター/高音質(ハイレゾ)配信用マスター等を作成します。
CDプレス用DDPマスター/CD-Rマスター、配信用24ビットデータマスター、DSDマスターなどどんな納品形態にも対応します。

さて次回は「本当に立会いマスタリングと立会いなしマスタリングは同じ仕上がりか?」というところを掘り下げます!
2014-10-27改定

2014/10/22

はじめての渋谷、はじめてのハチ公バスに乗って


初めまして!インターンシップ生の徳永です!僕は10月の1ヶ月間だけ、専門学校のカリキュラムでサイデラ・マスタリングでインターンシップ経験しています。先日、渋谷のRock oN CompanyさんへSaidera Ai SD-9003ケーブルの納品に行った際、初めて渋谷区のコミュニティバス「ハチ公バス」に乗ったのでそのお話をしたいと思います。初めての渋谷で初めてのおつかい。ハイカラな田舎、名古屋から来たのですが、いくら名古屋といえどもバスくらいはあります。しかし、圧倒的な都会、それも誰もが知っている渋谷となると、バスに乗って納品をしに行くだけでも緊張します…!

母校からサイデラ・マスタリングにインターンにきた先輩達も毎年ハチ公バスに乗って
先輩達の記事↓
http://saideramastering.blogspot.jp/2013/10/20134.html
http://saideramastering.blogspot.jp/2012/10/20121.html
http://saideramastering.blogspot.jp/2011/12/20112.html

初めてなので納品にはインターンの先輩熊田さんがご一緒してくださることに。心強いです。サイデラ・マスタリングからロックオンさんまではハチ公バスで約20分!最寄りのバス停「神宮前3丁目」から乗り、「渋谷区役所」で降ります。この日は台風の翌日で、天気こそ晴れ晴れとしていましたが、少しだけ冬の兆しを感じさせる肌寒い日でした。そんな日にハーフパンツの熊田さん。心強いと言わずして何と言えばいいのか。

さて出発です。パスモで2人分乗車賃を払い、いざ!外の景色を楽しみつつふと車内に目をやると、視線の先の窓に犬の足跡が。可愛いです。でもなんで犬の足跡なんでしょう。思い出してみれば、停留所の看板にも犬がおりました。なんででしょう?…しばらくして僕はやっと気付いたのです。バスの名前と渋谷のシンボル「ハチ公」の関係性に!いやあ、そういうことだったんですね。東京にきて多々驚くことがありますが、自分の理解力のなさにも驚きです(笑)。

ロックオンさんに無事に着いて無事に納品を終えました。お店の品揃えは圧巻でした。ネット上でしか見たことのない商品が所狭しと並んでいて、感激です!
その後、右も左も分からない僕は熊田さんに連れられて渋谷を散策。渋谷センター街は見渡す限り人が沢山!平日の昼間のはずなのですが、休日と錯覚してしまいます。休日でも名古屋にはこんなに沢山の人はいません。そんな都会で昼食です!勤務中でなければきっと「渋谷でお昼ご飯なう。」とつぶやきたかったぐらい、僕にとっては相当な事件です!お昼はラーメンを食べましたが、流石に東京ともなるとお店の数も豊富ですね。5mごとに一軒ラーメン屋があると言っても大袈裟ではないと思います…!


帰りは歩いて戻ることに。その道中も珍しいと思うものが多くあって、やはり東京はすごい場所だと思いました。

僕に与えられたインターン期間も気付けばもうわずか、3分の2が終わってしまいました。サイデラ・マスタリングのインターンシップでは、大きな目標は小さな目標の積み重ねで達成されるものという教えがあり、日々自分で目標を立て物事に取り組みます。残された時間を有意義に過ごせるよう頑張りたいと思います!


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2014/10/21

シャツを綺麗にたたむことに隠された直角と平行の意味

こんにちは!インターンの鈴木です。
サイデラ・マスタリングのインターンシップで「直角と平行を常に意識する」という項目があります。これにはどんな意味があるのでしょうか?
私の中で直角と平行といえばコレです。「お客様が見終わった後のお洋服をたたみ直すこと」
私はインターンを始める前から現在もアパレルの販売員をしているからです。
直角と平行になぜ関係があるのか、せっかくなのでショップ風のシャツのたたみ方をご紹介します♪

★表をピシッと整えます。


★裏もピシッと整えます。



★襟と肩の真ん中で折ります。
ポイント!写真の様に左手の指を服の間に直角に入れ込むと真っ直ぐな折れ線が作れます。


同時に右手は裾にかけて伸ばす。



この状態のこの折り目が真っ直ぐに出来ないと綺麗に仕上がりません。


★袖を斜めに1回折ります。
斜めに折ることにより、たたんだシャツの厚みが薄くなります。


★2回目を折ります。


★反対側も先に折りたたんだ方と平行になるように折ります。


★袖を1回折ります。
ポイント!《最初に折った袖の折り返し》と《2回目に折る袖の折り返し》を揃えて重ねます。


私のこだわりはこの袖の折り返しが重なるカッコ良さです!

★裾を少し折ります。



★もう1度折り返します。



★軽めにシャツを振りかざします。
ショップでこのような店員さんをよく見ませんか?これによりシワと折り目が伸びてピンッとします。



★完成です。ピシッとたためると気持ち良いです。



(悪い例)直角と平行が出来ていない場合
端っこが飛び出してしまいました。こんなシャツがショップに並んでいたらお洋服の良さが半減してしまいますよね。



商品と商品の間を定規で測った様なディスプレイが展開されたショップに入った際の事です。商品を手に取って見た後に「乱してはいけないな」と思い綺麗に戻したことがあります。そんな時は背筋がピンと伸びるような緊張感を感じました。
それとは裏腹に商品を手に取りやすく次々と鏡で合わせたくなるようなショップもあります。
ショップのディスプレイで場所の空気が作り出せるということはスタジオに置いてある物が曲がっていたりするのはなんだか気持ちもピシッとせず嫌ですよね。
インターンシップの《直角と平行》には場所の空気を作るということが隠されていたのです!スタジオでお客様に気持ちよく過ごしていただき、音に集中できるように、《直角と平行》を常に心がけていたいです。



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2014/10/20

DSD Field Recording:MUSHのDSD録音記(その10)「五浦海岸の少し激しい波の音」

どうもMushです!

9月30日、茨城県北茨城市にある五浦海岸の波音をDSDフィールドレコーディングしてきました。茨城県と福島県の県境に近いところで、入り組んだ断崖絶壁の海岸は「日本の渚百選」「日本の音風景100選」にも選ばれています。
日本の音風景100選: http://ja.wikipedia.org/wiki/日本の音風景100選

4:30の始発電車に乗って鈍行電車で4時間強。茨城県北茨城市の五浦海岸の少し激しい波の音です。六角堂という建築物のある場所で、KORG MR-2+SONY ECM-AC1での2.8MHzDSDレコーディング。180度に広がる波は少しの激しさがありながら、いつまでも聴ける心地よさがありました。関東近郊での海ではとてもおすすめの波音スポットです!



Date: 2014-09-30
Discription: Waves at Itsuura - Kaigan Ibaraki Japan
Recorder: KORG MR-2 1bit recorder+SONY ECM-AC1 stereo microphone





2014/10/16

サイデラ・マスタリング機材紹介(その3)マスターレコーダー編



チーフ・エンジニアの森崎です。サイデラ・マスタリングの機材紹介第3回目、今回は本日はハイレゾのマスターレコーダーとして大活躍のTASCAM DA-3000についてです。
※Rock oN Company さんの特集「私の逸品。2014」にもレビューを書いています。

サイデラ・マスタリングでは、2セットのSONY SONOMA、4台のKORG MR-2000Sに加えて、5台の TASCAM DA-3000 DSDマスターレコーダーを導入しました。ハイレゾのマスタリング(ステレオ/サラウンド)に、そしてスタジオ及びライブレコーディングに移動も簡単です。

DA-3000導入の理由は、

(1)リファレンスのEMM LABS ADC8とDAC8とSDIF-3で接続できること。
(2)色付けが少なく音像の大きさや楽器の空気感/位置関係がリアルかつ音楽的な音であること。

音質は回路が全てバランスで設計されているのでチャンネル・セパレーションが良く、クリアです。また、アナログ段がしっかり作られているので中低域に厚みがあります。アコースティックギターのボディーの鳴りや、ピアノの響きが豊かに再現されます。TASCAMには「録ったままの音を再現する」というブランド・イメージがありますが、その伝統を引き継いでいると感じました。現在の使い方はTASCAM CG-1000のクロックをEMM LABS ADC8 DAC8、DA-3000にすべてパラで送っています。そうすることで音の密度、深み、スピード感がさらに増しました。続きはぜひ立ち会いマスタリングで体験してください!


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2014/10/15

レコード入門(その4)初めてのレコードクリーニング!

こんにちは!インターンの鈴木です。
4回目になりましたレコード入門、今回はクリーニング編です。


このレコードは母が20代の頃に買ったものです。物置きから出てきたので再生してみました。パチパチ、サーッとしたノイズがあって聴きづらく全体的にぼんやりとしています。よく見ると白く埃がついていたので「クリーニングをしてみよう!」と、チーフエンジニア森崎さんと一緒に、初めてのレコードクリーニングをしてみました。

★今回は森崎さんおすすめのクリーナー「オーディオテクニカ レコードクリーナーAT-6012」を使ってクリーニングします。乾式、湿式の2wayで使えます。



盤面に手の脂が付かないように気をつけ、中央のラベルと盤の端で持ちます。



まず、ターンテーブルを回転させます。溝に沿って《乾式》の状態でクリーナーを軽く当て、何週か繰り返します。


クリーニングの後、音を聴いてみました。
「パチパチ、サーッとしたノイズがだいぶ消えていて聴きやすくなってる!でもまだ少し音の輪郭がボヤけているかな?」

ということで次は《湿式》でクリーニングしてみます。液でクリーナーを湿らせます。入れ過ぎないように注意。と思いながらも入れすぎそうになりあたふたしました。その後の手順は乾式と一緒です。

再生してみます。
パッ!と目の前が明るくなったようです。今までボンヤリしか見えなかったバンドの演奏姿がハッキリ見えるような音になりました!「初めて眼鏡を掛けた時みたいな変化だよね!」と森崎さんが言っていて、まさにそういう表現がピッタリだと頷きました。ノイズも消え音像が1音1音しっかり聴こえました。ツヤっぽく潤いのある音を聴き、私感ですがレコードは生々しくて丸っこい音がして好きだなと感じました。

クリーニングではっきりと音が変化することを実感し、聴く楽しみが増えました。こまめなクリーニングで、長く大事にレコードを聴いていきたいです。最近はCDで持っている作品をレコードで買い直し、何が違うのかを考えながら聴いています。サイデラ・マスタリングではこのように色々な音を知るきっかけが毎日あり楽しいです!


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2014/10/14

サイトウ・キネン・フェスティバル松本/レコーディング舞台裏(その1)

ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。私は2010年からサイトウ・キネン・フェスティバル松本に参加しています。レコーディングディレクターの西脇義訓氏とバランスエンジニアの福井末憲氏が設立した録音会社であるエヌ・アンド・エフのスタッフとして、今年も松本へ出張してきました。

サイトウ・キネンでのレコーディング舞台裏をご紹介する前に、私の録音の師である福井氏との出会いを少しお話します。キッカケは1枚のSACD。数年前、自分の録音に限界を感じ悩んでいた時期に何気なく聞いた、福井氏が録音を手がけた「長岡京室内アンサンブル In Memory of Hideo Saito(NF60102)」に心奪われたのです。素晴らしい演奏と自然体な録音に感銘を受け、目の前に立ち込めていた霧が一気に晴れたかのような心持ちになりました…そんな巡り合わせから、サイトウ・キネンにも参加することになったのです。

さて、サイトウ・キネンは、松本にある複数の会場で開催されます。オーケストラのコンサートはキッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)、オペラや音楽劇はまつもと市民芸術館、室内楽はザ・ハーモニーホール(松本市音楽文化ホール)、重要文化財でもある木の雰囲気があたたかな あがたの森文化会館・講堂。

フェスティバルのほとんどを記録録音している エヌ・アンド・エフは、各会場の空き時間に録音の準備を行い、時にリハーサルも収録し、それぞれの本番に望んでいます。お客様だけではなくレコーディング・エンジニアにとってもサイトウ・キネンは、国内外のトッププレイヤーによる演奏に連日触れることのできる、とてもエキサイティングな現場です!

次回からはサイトウ・キネンでのレコーディング舞台裏について詳しくお話していきます!


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2014/10/10

音楽の現場って面白い!インターンで発見した ライブをスムーズにすすめるヒント


こんにちは!インターンの熊田です。サイデラ・マスタリングのインターンシップでは、毎日発見があります。先日も「音楽の現場って面白い!」と思ったことに出会いました!


僕はインターンシップの後の時間に、居酒屋でキッチンのアルバイトをしています。サイデラ・マスタリングに来る前からキッチンは担当していますので、そこで新人のアルバイトに仕事を教えることもあります。新人さんに頼む簡単な仕事としては、「お通しを盛ってもらう」ことがあります。
手順
(1)まずお盆の上に「ずらっと均等に」お通し用の皿を並べて、
(2)その中に「綺麗に」盛り付ける。

それだけのことなのですが、この手順の中に、ライブの仕込みをスムーズにするためのヒントが隠れていました!
インターンシップとして、ライブ現場を想定トレーニングがあります。すごく簡単なことです。
(1)6個のスピーカーの仕込み。スピーカーをダンボールから出して綺麗に並べて
(2)撤収。綺麗に片付ける。
それだけのことなのですが、この手順を何回もやって時間を短くしていきます。毎回ストップウォッチで計測します。最初、僕は6個のスピーカーを1つずつ出して、1つずつ並べて、1つずつ段ボールにしまっていました。

なかなか目標タイムに届かず、何度も何度も繰り返している時、それをみたセイゲンさんが一言。
「熊田くん、キッチンでお通しはどうやって盛りつけるの?」

僕「ハッ!(ズキューン)」
(キッチンなら)ある程度大量に、まとめて準備する。そして、まとめて綺麗に盛つける。
(音楽の現場でも)まとめて出すためには、まとめて持っていって綺麗に並べる。片付けやすいように中の梱包は出してまとめておく。

それだけのことなのですが、基本的な動きはキッチンでもライブの現場も同じだったのに、自分がキッチンで当たり前のようにやっている事を忘れてしまうとは!大事なことに気がつき、目標タイムも見事達成できました!!!

つまり、6個のスピーカーでも12個でも、同じ動作をまとめてやるのです。
(1-0)場所をみつけて箱の向きも揃えて、均等にならべる
(1-1)外箱をあける
(1-2)中箱を出す
(1-3)発砲スチロールから取り出す
(1-4)使用する場所に、どんどん運ぶ
(1-5)電源ケーブルは、まとめて移動してからつける

ライブの現場とキッチンは全く別物だと思っていましたが、どんな現場でも効率の良い動き方は同じだということに気がつき、アシスタントのコツを一つつかんだ気がしました。



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2014/10/07

言葉で音と音楽をとらえる

こんにちは!久保です。週末、週明けと台風が直撃でなかなか動けず、読書をしていました。読んだ本はこちら。



感覚の世界―美・自然・文化
イーフートゥアン著/阿部一訳

どんな本かかなり大まかにいうと、「感覚」をテーマに自身を取り巻く世界について書いている本です。著者は中国に生まれ現在はアメリカの地理学者(!)の方ですが、世界中のいろいろな時代の様々な文化を例に挙げながら、人間の五感がどのように文化を発展させたかについて書かれていました。

音と音楽についても特定のジャンルにこだわらず書かれています。文化の発展とともに変化していく日常音や生活音のバリエーション、「音の風景」について、アフリカのある民族の音楽の話から、古い中国における音楽の役割、(今は失われてしまった?)「歌うこと」の本来の意味、都市環境で音楽が与えている影響についてなど…。
様々な文化によって、自然に発展、共有されていった音や音楽の意味と聴覚の関係について書いてありました。

私は学部時代に芸大の楽理科で音楽学を学び、大学院では日本のサウンドスケープ研究の第一人者の鳥越けい子先生のもとで、音と人々や文化の関係について学びました。
音に関することを言葉で表すとき、その表し方は人によって様々です。サイデラ・マスタリングではクラシックからHip-Hopまで多様な背景から生まれた音楽が集まります。最終的には音楽そのものを言葉では表しきれませんが、音や音楽について話す時、言葉とのギャップを埋めるためにいろいろな表現で音について語ります。そこに話し手のオリジナリティがにじみでてくるので、とても興味深いです!

普段はあまり本を読まない方も、(もちろん本を読んでいる方も)音や「聴くこと」そのものに焦点をあてた本をぜひ読んでみてください♪


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2014/10/06

DSD Field Recording:MUSHのDSD録音記(その9)「第83回土浦全国花火競技大会」


どうもMushです!

10月4日(土)、茨城県土浦市で毎年行われている「第83回土浦全国花火競技大会」の音をDSDレコーディングしてきました。日本三大花火大会の一つである今大会へは東京都内からは上野駅から普通電車で約70分、特急電車で約45分。最寄りの土浦駅から花火会場までシャトルバスで10分です。
http://www.tsuchiura-hanabi.jp

桜川という川の土手沿いにはたくさんの人が。僕はというと桜の木の影で花火がおもいっきり隠れてしまうポイントを選びました。花火は隠れてしまうけれど、録音にとってはまさに穴場。最前線に近いポイントでしたが、ゆったりとセッティングができました。どーんとでかいのがくるので、再生音量には十分気をつけてください。



こちらはKORG MR-2+SONY ECM-AC1 stereo microphoneで2.8MHzDSDレコーディング。DPA4099 x4ch+ZOOM H6で24ビット96kHzのサラウドンも同時に録音しています。iPhoneアプリのSPLメーターでは、どーん!と大きな花火のときは105dB前後、ぱらぱらと小さな花火のときは80-85dBぐらいを指していました。

これで夏も終わりや。

Date: 2014-10-04
Discription: Tsuchiura All Japan Fireworks Competition at Tsuchiura Ibaraki Japan
Recorder: KORG MR-2 1bit recorder+SONY ECM-AC1 stereo microphone


2014/10/03

サイデラ・マスタリング機材紹介(その2)モニタースピーカー編


チーフ・エンジニアの森崎です。サイデラ・マスタリングの機材紹介第2回目、今回はモニター・スピーカーで活躍中のECLIPSE TD-M1についてお話します。
※Rock oN Company さんの特集「私の逸品。2014」にもレビューを書いています。

マスタリングでもミキシングでも重要なのは、モニタースピーカーです。サイデラ・マスタリングでは、PMC-MB1(ややカスタムアレンジしています)をメインにしていますが、ニアフィールド及び、編集室、またオフィスでは、ECLIPSE TD-M1が大活躍しています。こんなに小型な単なるフルレンジ(8cm)なのに、最初に聴いたときに本当に正確な音でびっくりしました。なるほど、音の波形を正確に再生することに徹底したタイムドメイン理論に基づいた設計です。

その特徴は、
1.楽器の音色、音程、演奏が正確に再生されます
2.ひずみやノイズをヘッドフォン並みにシビアにチェックできます
3.フルレンジの柔らかくてヌケのいい音です
4.立ち上がりが速い。細かいリズムまではっきり聴きとれます

マスタリングではオケとボーカルのバランス、特に声質の確認に使います。フルレンジだから定位が正確で声の響き、輪郭、倍音の微調整がとてもしやすいです。ナチュラルな音なので立ち会いアーティストとの会話の邪魔になりません。一緒に音を聴きながらディスカッションができます。

サイデラ・マスタリングでは、TD-M1をメインスタジオでの音楽的な調整と、編集室での品質管理(ノイズチェックなどのオーサリングの作業)の両方に使用しています。どんなに小さなプチノイズも、聞き逃さないためには、ヘッドホンなみに正確な波形を再生できるTD-M1は最適です。音量レベルを大きくしなくても分かりやすい音です。プライベートスタジオや、音量レベルを大きくできない環境の方にもオススメです。

次回はマスターレコーダーとして使用しているTASCAM DA-3000についてお話しします!


サイデラ・マスタリング→www.saidera.co.jp
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2014/10/01

サイデラ・マスタリング機材紹介(その1)オーディオ・インターフェース編


チーフ・エンジニアの森崎です。
これから数回に分けてサイデラ・マスタリングの機材紹介をします。
※Rock oN Company さんの特集「私の逸品。2014」にもレビューがあります!

本日はマスタリングの音決めに重要なオーディオ・インターフェースについてです。
現在サイデラ・マスタリングではFireface UFXをリファレンスに使っています。おすすめポイントはこちらです!

1. 安定した動作
動作がとても安定していています。ライブレコーディングや放送の現場で絶大な信頼があるのも納得。

2. 音の輪郭がはっきりしている
初めて音を聴いた時の印象はアナログ・ハーフインチのバランスに近いと感じました。音質はレンジが広く中低域に厚みがあります。音の輪郭がはっきりしているので音像が大きく、キックやボーカルは存在感があります。また、リズムと歌詞が聴こえやすく聴感上で大きく聴こえます。よってギリギリまで音量を大きく仕上げる必要がなく、ボーカルの倍音やローエンド、ハイエンドの空気感など、より繊細なニュアンスを活かしたマスタリングができます。J-POPとの相性がバツグンです。音数が多い曲もシンセやコーラスの重なりがはっきり聴こえます。

3. 低域のスピード感
低域が抜群でスピード感があります。R&BやHIP HOPなどの周波数の低い808系のキック、シンセベースでもヌケが良い。キックは理想の余韻でビシッと止まってくれます。縦のビートがキッチリ揃うので低域をキック、ベースが大きめのバランスでもタイトに聴こえます。

気が付くとサイデラ・マスタリングのマスタリング用、プロツールス用、ライブレコーディング用、移動機のインターフェースは全てRMEになっていました。ミックスマスターの音を活かし音色を変えないマスタリングが可能ですよ。
次回はマスタリングで重要なモニタースピーカー、ECLIPSE TD-M1についてお話します!


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