2011/12/19

ぼくたちのインターン日記2011(その2):ハチ公バスの話


先日、渋谷のRock oN Companyさんへ機材の受け取りに行ってきました。その道中に起きた出来事です。

サイデラ・マスタリングからロックオンさんまではハチ公バスで約20分、「神宮前3丁目」停留所から乗り、「高齢者ケアセンター」で降ります。


僕はサイデラ・マスタリングのインターンシップを経験する為だけに愛知県より上京しました。ハチ公バスに乗るのは初めてのお上りさんです。愛知では普段バスに乗る事がないので、バスの中で執り行われているしきたりをほとんど知らないのです。

まず、バスに乗り込んで料金の支払いです。これはパスモを使って、問題なし!なんだ、楽勝です。席に座って外の様子を観察します。なんだか面白い形の建物がいっぱいあって面白いです。外を眺めていると目的地のアナウンスが。ボタンを押すタイミングが分からなかったので、周りの様子をうかがいながらポチッと押してみました。うまくいったようで、無事降りる事が出来ました。
ロックオンさんに着いて無事機材を受けとり、帰路につきます。何にも難しい事はないじゃないかと思っておりましたら、ここからの帰り道がです。

帰りのバスに乗っていると、渋谷区役所で停車。何かと思っていると運転手さんに「乗り換えてください」と言われました。バスでも乗り換えが必要なんだなと思いながら運転手さんの指差す方に進むと、代々木競技場というバス停に着きました。乗り換え場所がずいぶん遠い気もしましたが、気にせずバスを待っていると、反対車線のバス停にバスが。「やられた!」と思い向かいのバス停に行くと案の定そちらが正しい方です。
またしばらく待っていると、赤いバスが来て、運転手さんに「このバスは神宮前3丁目まで行きますか?」と聞くと、少しクいぎみで「行きません」と言われ、早々に扉を閉められました。この時乗り換えを指示してくださった運転手さんの「青いバスに乗れ」という(なんだかストーンズのアルバム名みたいな)指示を思い出しました。青いバスがやってくるのを待ち、乗り込もうとして先ほどと同じような事を聞くと、「行きません」とはっきり言われました。
またしばらくすると、乗り換えの指示をくれた運転手さんのバスがやってきて、ちょっと笑いながら「もうすぐバスが来ますから」と教えてくださいました。ようやく本来乗るべきバスが来て、そして無事サイデラ・マスタリングに帰ってきました。

東京のバスはなんて難しくて、なんて複雑なんだろう。そんな事を考え窓から東京の風景を眺めていると、少し愛知県が恋しくなりました。



2011/12/08

ぼくたちのインターン日記2011(その1):プラッサ・オンゼ編


最近さっそく風邪をひいてしまいました。こんな時こそ暖かい国の音楽が聴きたくなりますよね!!
というわけで今回は青山にある、ブラジル音楽とお食事を楽しめるライブレストラン、PRACA11(プラッサ・オンゼ)にお掃除に行ってまいりました!!

プラッサ・オンゼは、ほぼ毎日ライブやジャムセッションを楽しむことができ、本場ブラジルの有名アーティストも出演する、とても素晴らしい場所であります!(恥ずかしながら今まで全く知りませんでした!)
お店を切盛りするのは、オーナーのクラウディアさん。とっても明るく親切で、エネルギッシュなすばらしい女性です!!「お客さんにお金をもらうのだから、下手な演奏は絶対にさせない!!」と、プロッフェッショナルな姿勢で、30年近くハイレベルなブラジリアンミュージックを届けています。

今回の僕たちの仕事は、機材周りのお掃除。まずはミキサー周りの回線をメモし、ケーブルを抜いていきます(結構ホコリかぶってました!!!)。ケーブルを抜いたら機材周辺の掃き掃除にとりかかり、次にケーブルをひたすら雑巾で拭いていき、無水アルコールをつけた綿棒とコットンで、丁寧に端子についた汚れを取り除いていきます。この時、綿棒の先が毛羽だってしまうようでは、まだまだ修行が足りない証拠です。うまくなればなるほど、綺麗な形を保ったまま汚れを落とすことができます。


ケーブルを磨き終わったら、機材周りの配線を元通りに繋いでいきます。しかし、僕たちのメモ不足のため、若干混乱してしまいました。マッシュさんの助けを借り、無事結線することができました!!最後に回線チェックをして音がちゃんと出ることを確認し、無事終了しました。掃除が終わった後には、おいしいお菓子とブラジルのお茶「マテ茶」をいただきました。
クラウディアさんありがとうございました!!またお邪魔させていただきます!!!


サイデラ・インターンシップ・プログラム:
1995年サイデラ・マスタリングのスタジオ開設以来伝統的なインターンシップのプログラムにはプラッサオンゼの音響機器周りの「掃除」があります。まずは笑顔で現場の空気になじむ。