CDマスタリング、DSDレコーディング、ハイレゾ配信&ストリーミング。
サイデラ・マスタリングは、常に最新のテクノロジーとワークフローにより「伝わる音」の技術を提供します。
2009/11/11
モニター改善策(その7)「パワードスピーカーの使いこなし」
プライベートスタジオなどでは外付けアンプのパッシブスピーカーよりも、アンプ内蔵のパワードスピーカーを使われている方がが多いと思います。パワードスピーカーの使いこなしのポイントは、
1)電源ケーブルの長さをそろえる。
2)スピーカーにつなぐラインケーブルの長さをそろえる。
以上の2点です。
電源ケーブルはあまり長く引き回さない方が良いので、ミキシングコンソールの後ろにセッティングする場合は、そこまでタップを使用するのが良いですね。ラインケーブルは片側がコンソールアウトに近くても、左右で同じ長さのものを用意して下さい。遠い方だけ延長してしまうとそちらのサウンドの抜けが悪く左右のバランスが崩れてしまいます。
モニタースピーカー用のラインケーブルは、音が気持ちいいからといってキャラクターの強いケーブルはお薦め出来ません。モニタースピーカーは色づけが少ないのでケーブルのキャラクターが顕著に出ます。例えば低音、高音が良く出るモニターでミックスすると、TDマスターはモニターとは反対の中域が上がった仕上がりになってしまいます。
パワードスピーカー用モニターケーブルの定番としてはカナレ L-4E6Sがフラットでお勧めです。ベルデン1192A、モガミ 2534も同グレードで大変良いケーブルです。まずはこれらのケーブルからスタートして、徐々にグレードアップしていけば理想的なサウンドが見つかるはずです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
いつも拝見させて頂いてます。
返信削除趣味で宅録をやっていまして大変勉強させて頂いてます。
これからも楽しみにしています。更新大変でしょうが頑張って下さい
また わからない事があったら質問させて下さい。