2009/11/27

モニター改善策(その8)「身近なもので響きを調整する」


プライベートスタジオが響きすぎて音が分かりにくい。という質問も沢山頂きます。サイデラ・マスタリングの床は木板ですが、オノのアイディアで固定せずに不規則に並べることで音を乱反射させる効果があります。天井にもベーストラップを吊ることで、ルームアコースティックを調整しています。

プレイベートスタジオで簡単で効果があるのは絨毯による吸音です。自分が座っている場所だけ1畳ほどの絨毯を敷いてみて下さい。リスニングポイントの周りの音の濁りが改善されますスピーカーや機材が置いてある床は固い方が安定が良いのでそのままにしておいて下さい。

また、レコーディングのとき、ヴォーカリストの立ち位置にも絨毯が敷いてあると足音を防いでくれます。この場合はタイルカーペット(50センチ×50センチほど)がお勧めです。枚数を変えて響きをコントロールすることが出来ますよ。

部屋のコーナーなどにクッションなどを置くだけでも低音を吸ってくれますのでこちらも試してみて下さい。身近な材料でもスタジオの音はどんどん良くなりますよ。試して分からないことが有れば、ぜひ質問して下さいね!

0 件のコメント:

コメントを投稿