2009/10/29

ノイズ対策(TD編)


マスタリングの作業で音量を大きくした時にはじめて発見されるノイズがあります。主にエディットによるノイズ、ボーカルのピッチ調整時に発生するノイズ、ファイルをバウンスする際に入ってしまったノイズ、静電気によるノイズ、電源のON、OFF時に入ってしまったノイズ、クロックエラーにより生じたノイズなどです。2ミックスになった音源から除去できるノイズはかなり限られてしまいます。

こういったことはどうしたら防ぐことが出来るか?それは当たり前ですがセーブしたOKファイルをもう一度DAWで開いて検聴することです。DATの場合なら録音されたものをもう一度聴き直してみることです。ミックス時ならチャンネルごとに確認、編集ができるのでマスタリング時には消せないノイズも取り除くことができる可能性が十分あります。

ノイズ確認の検聴にはスピーカーよりもSONY MDR-CD900STのようなシビアなヘッドフォンが分かりやすいです。音量はあまり大きくしすぎず客観的に聴いてみて下さい。ミックス終了時に念のため数人で、ミキシングエンジニア、ミュージシャンでダブルチェックすれば、一人一人ノイズのとらえ方が違うため、よりシビアなチェックが可能になります。

1 件のコメント:

  1. ノイズには、いろいろありますよね。
    LPのスクラッチはノイズ?ボーカルの吹かれとか、リップノイズ、演奏のプレイノイズ、エアコン、ライブオーディエンス、アナログ/デジタルのプチノイズ、デジタルエラーのノイズ。最初は気にならなかったのに、何回も聞いてると気になってきて眠れなくなるノイズ(どこかにそんなこと書いてあった)、ほかにどんなノイズがありますか?そもそも、それは問題となるノイズですか?ある人には問題なくて、ミキシングエンジニアには問題とか。例をあげてください。クリティカル・リスニングの訓練します。

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