2014/04/02

尺貫法 [ for Students ] 第1回

ライブレコーディング・エンジニアの西沢です。

この4月から、音の業界を目指す学生さん向けに [ for Students ] と題して連載していきます。私も復習のつもりでわかりやすい記事を心がけますので、一緒に勉強していきましょう!

第1回のテーマは【尺貫法】です。

東京スカイツリーは「634m」、靴のサイズは「25.5cm」などと、長さを表すには「メートル法」が一般的ですよね。ところが、日本の舞台演劇・映画業界の一部の伝統的な業種では今でも「尺貫法」が用いられています。

※尺貫法(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BA%E8%B2%AB%E6%B3%95

業界で主に使われている長さの単位は「間」「尺」「寸」、

これらとメートル法との関係は、

1間 =  6尺 ≒ 1818mm
1尺 = 10寸 ≒  303mm



(昔話で有名な「一寸法師」の身長は、約3cmということになりますね)

さて、では実際にどの様な場面で「尺貫法」を目にするかというと、オペラなどの舞台装置(大道具)の図面やオーケストラの配置図面、舞台上では、「平台」や「箱馬」といった、いわゆる「ひな段」を組む際に使われる道具のサイズなどです(現在では、メートル法にて表記されていることが殆どです)。

1間 ≒ 1818mm なので、さらに大雑把に「1間 = 2m」とすれば、「ここは6間あるから、10mのマイクケーブルだと足りないな……」などと収録のプランを練ることができます。

(続く)


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