この4月から、音の業界を目指す学生さん向けに [ for Students ] と題して連載していきます。私も復習のつもりでわかりやすい記事を心がけますので、一緒に勉強していきましょう!
第1回のテーマは【尺貫法】です。
※尺貫法(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BA%E8%B2%AB%E6%B3%95
業界で主に使われている長さの単位は「間」「尺」「寸」、
これらとメートル法との関係は、
1間 = 6尺 ≒ 1818mm
1尺 = 10寸 ≒ 303mm
(昔話で有名な「一寸法師」の身長は、約3cmということになりますね)
さて、では実際にどの様な場面で「尺貫法」を目にするかというと、オペラなどの舞台装置(大道具)の図面やオーケストラの配置図面、舞台上では、「平台」や「箱馬」といった、いわゆる「ひな段」を組む際に使われる道具のサイズなどです(現在では、メートル法にて表記されていることが殆どです)。
1間 ≒ 1818mm なので、さらに大雑把に「1間 = 2m」とすれば、「ここは6間あるから、10mのマイクケーブルだと足りないな……」などと収録のプランを練ることができます。
(続く)
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