2014/12/15

「今枝友加/¡¡Vamos!!」マスタリングを終えて特別インタビュー(その1)


「今枝友加/¡¡Vamos!!」マスタリングを終えて特別インタビュー(その1)
「スペインで本場のフラメンコに触れ、その集大成としての1枚」
インタビュアー:久保 奈津実(サイデラ・マスタリング)

本場スペインでフラメンコのカンテ(歌唱)を学び、現在は日本で精力的に活動されている今枝友加(いまえだ ゆか)さん。スペインでの活動の集大成として、現地ミュージシャンとエンジニアとのコラボでアルバム「¡¡Vamos!!」を制作。マスタリングはオノ セイゲンが担当。今回はアルバム制作からフラメンコのことまで幅広くお話を伺いました。

久保:今回のアルバム制作の経緯について教えてください。

今枝:私はもともと日本でフラメンコを歌っていましたが、自分自身でもっと歌を追求したいという気持ちがあったんです。そこで、スペインで2年余りを家族と過ごし、本場のフラメンコに触れてきました。
今回、その集大成を作るために、現地のミュージシャンとエンジニアと一緒にレコーディングを行い、今回のアルバム「¡¡Vamos!!」を制作しました。
1度他の場所でマスタリングまで終わらせたのですが、聴いているうちにボーカルと楽器の音量のバランスなど「こうしたい!」という気持ちが出てきて、今回サイデラ・マスタリングで、オノ セイゲンさんにマスタリングをお願いすることになりました。実際にマスタリング後の音を聴いてみましたが、一つ一つの音がクリアになりました。様々な個性ある音がキラキラと飛び込んでくる中、一体感があり、穏やかで、見違えました!

久保:今枝さんの歌は、朗々としていて、その大きな存在感にひきこまれました。どこまでもブレスが度切れなくて、パワフルなフレーズが続いていき、とにかく、びっくりしました。フラメンコの歌って生命力に溢れているんですね!

今枝:日本ではフラメンコは踊りが盛んで、フラメンコというとダンスを想像される方も多いかもしれませんが、「歌」はフラメンコの最も重要な要素なんです。魂の奥底から響く深い声です。フラメンコはもともとジプシーの文化で、迫害された過去があります。このような歴史的な背景もあるので、伝統的なフラメンコでは苦しみや人生の絶望を歌うものが多いです。また、恋愛の曲も多いですね。確かにどこまでもフレーズは続いていきます。ちょっとでも守りに入ってしまったらダメなんですよ。ぎりぎりの部分まで前に出して行かないと、本当の表現にたどりつきません。

久保:歌には本当に圧倒されました。また、フラメンコの音楽には声と楽器だけではなく、手拍子や掛け声もありますよね。土っぽいというか、現地の空気感がそのまま伝わってきます。

今枝:掛け声はハレオと言います。フラメンコではとても重要なんですよ。本当にうまい人は絶妙なタイミングで掛け声をかけるんです。

久保:掛け声の中でお名前も呼ばれていましたね!そういった即興的な部分でも臨場感が伝わってきます。全部のパートは同時にレコーディングされたのでしょうか。

今枝:いえ、別で録音していますよ。今回はミックスもすごいです。楽器は別撮りなのに一緒にアンサンブルしているように聴こえるんです。今回は音楽監督として、スペインで様々なアーティストのプロデュースを手がけているホセ・ガルベスが参加しています。彼が書き下ろした楽曲もあり、最高のメンバーでのレコーディングとなりました。

—その2へ続く

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アーティスト名:今枝友加
CD名:¡¡Vamos!!
定価:3,200円(税込)

収録曲:
1.Vamos
2.De Tokio a la Bahía (Alegrías de Cádiz)
3.Se lo he pedío (Siguiriya)
4.No le temo al castigo (Soleá al golpe)
5.De noche y día
6.El caudal que tengo (Martinete)
7.En mi balcón(Malagueñas)
8.De Badajoz (Tangos Canasteros)
9.Tartaneros (Taranto Bolero)
10."Como una espinita" (Buleria)
11."Vete a saber"
12."Ahora si" (Fin de fiesta)

※お問い合わせ TEL:03-6272-5620 mail:toiawase@soniajohnes.com

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<公演情報>
本場スペイン人も認めた才能、フラメンコの歌い手
日本人初!スペイン完全録音CD“Vamos”(バモス)発売を記念してコンサートを開催

―魂の叫び・フラメンコの神髄を体現する不世出の歌声-
〜今枝友加CD発売記念公演「Vamos」〜

【開催日時】2015年1月15日(木)
ロビー開場18:00 開場19:00 開演19:30

【会場】シアター1010
東京都足立区千住3-92千住ミルディスⅠ番館 11F

【金額】S席¥12,000(完売) A席¥9,000 B席¥7,500(全席指定)

<チケットお申込み>
edaapomlive@hotmail.co.jp(今枝友加ライブ事務局)
TEL:03-6272-5620(ソニア・ジョーンズ)

今枝友加 公式サイト: http://www.yukaflamenco.com/?lang=ja

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今枝友加 プロフィール



1978年愛知県一宮市で生まれる。多摩美術大学でフラメンコに出会い、独学にてカンテを学ぶ。その後渡西を繰り返し、多くのスペイン人アーティストに師事。2003年日本フラメンコ協会主催新人公演「カンテ部門」で奨励賞受賞。翌04年には同じ新人公演の「バイレソロ部門」でも奨励賞受賞。日本フラメンコ界における最高の賞を2年連続して、異なる部門で受賞した唯一のアーティスト。
2012年渡西前の記念公演『REMA』では、チケット完売3分などの伝説を持ち、踊りのみならず、歌においても、日本中に熱狂的なファンが多い。2012年よりスペインのフラメンコの聖地“ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ”へ移住、その実力が本国スペインでも話題となり13年スペイン国営放送「Canal Sur」出演、14年ヘレスのテレビ局「Onda Jerez」ネット新聞「la VOZ del SUR」他、オファーが殺到し、“スペイン人を感動させられる日本人”としてスペイン・メディアからの取扱い多数。2014年9月帰国後、日本にてアーティスト活動を行っている。







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