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サイデラ・マスタリングは、常に最新のテクノロジーとワークフローにより「伝わる音」の技術を提供します。
2014/06/25
アシスタント・エンジニアの心得(その2)「スタジオでの立ち居振舞い」
アシスタントエンジニアの心得について、連載第2回目はスタジオの歩き方・立ち居振舞いについてお話しします。
大切なことはこの3つです。
1.静かに歩く
2.姿勢良く
3.目立たないように
1.抜き足差し足、は大げさですが余計な音を立ててはいけません。ぺたぺたと音を立てないように、かかとからつま先にかけて体重移動する要領で歩きます。
2.頭のてっぺんから糸で吊られているように、背筋をしっかり伸ばしましょう。立ち姿がきれいだと傍から見て安心感があります。
3.アシスタントの立ち居振る舞いは黒子のように気配を消すことが大事です。エンジニアやクライアントに自分の存在を必要以上に意識させないよう行動するよう心がけてください。音を聴くときに体を動かしたり足でリズムを取る人がいますが、リズムの取り方・感じ方は人それぞれ違うので、気になるアーティストやエンジニアもいるので注意しましょう。
最後に、スタジオやコントロール・ルームには入るタイミングがあります。それは音が鳴っていない瞬間です。そのタイミングを見計らってすっと入ります。また、エンジニアがDIMスイッチ(モニターの音量が小さくなる)を押したら「入っても良い」という合図ですからそのタイミングを逃さないように。そのためには常に周りの状況を良く観察することです。スタッフやアーティストの行動や表情にも気を配ること。美味しい一杯のコーヒーや些細な気配りが良い雰囲気づくり、良い演奏につながります。アシスタントも音楽制作に参加しているという意識を常に心がけてください。
関連リンク:
アシスタント・エンジニアの心得(その1)「セッティング替えの注意点」
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