2013/08/09

レコーディングにおけるケーブルの選択(その1)「6つの基準」

本日はレコーディングにおけるマイクケーブルについて。

サイデラ・マスタリングでは、KORG MR-2000Sなどを複数台所有しているのでDSD5.6MHz 2chダイレクトだけでなく8~16ch、それ以上のマルチトラックのDSDレコーディングにも対応が可能です。(※SONOMAでのDSDミキシングは2.8MHz 8トラックまで。24トラック以上の対応もオプションで可能です)DSDレコーディングの特徴は「そこで鳴っている音をそのまま録音できる」こと。そのためにマイクケーブルの選択にもこだわっています。ではレコーディングにおけるマイクケーブルの選択の基準はどんなものがあるでしょうか?

1.音質
サウンドキャラクター以外にも、外部ノイズに対する「シールド効果」は十分か?

2.扱いやすさ
線材の太さ/固さ。扉を隙間を通したいなんて時にはあまり太いと通らない場合も。

3.耐久性
もちろん予備のケーブルは持ち込みますが、特にライブレコーディングの現場では(我々はやりませんが)投げられたり踏まれたりする可能性もありますので。

4.値段
50メートルの長さが必要なら、あまり高価なケーブルを用意するのははばかられますね。3にあるように投げられたり踏まれたりする可能性もあります。

5.見た目
お客さんが入るライブレコーディングであれば、ステージ上に這わせるケーブルはグレーまたは黒が好ましいです。

6.長さ
既成品ではピンポイントで欲しい長さがラインナップされていない場合もあります。


次回から4回に分けて、サイデラ・マスタリングのレコーディングによく使用する4種のケーブルをレビューしてみたいと思います。
1.Saidera Ai SD-9001
2.Saidera Ai SD-9003
3.ACROTECH 8N
4.CANARE L-4E6S

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