2013/05/09

マッシュのコーヒー学(その2)「能書きはいい?飲めばわかる?」


どうもMushです!

マスタリングで(というかマスタリングに限らず音楽で)一番大切なのはコミュニケーションです。「パキッとしてほしい」とか「透明感を出してほしい」などといった言葉は音に置き換えると様々な解釈ができるので、どんな音が求められているのかの理解を深めるために音を介してコミュニケーションを図りながらマスタリングを進めていく必要があるのです。

さて。コーヒー豆屋さんなんて一つの町にあっても1−2軒。ぶらり歩いていて滅多に出会えるものではありませんから、たまたま通りすがりで店先に出くわしては入りたくなるのがコーヒー好きの性です。ただコーヒー豆って「コロンビア」「グアテマラ」「マンデリン」などとだけ書いた瓶や樽が所狭しと並んでいて、一体どんな味なのか、少し不安になるんですよね。初めてのお店ならなおさら。そんな中「メロウな甘みとローストピーナッツのようなナッティなアロマが云々」とかって言われてもなんのこっちゃ。「この人は能書きが言いたいだけなのでは」と思ってしまいますし、あるいは「能書きはいい。飲めばわかる。」とか言われてもそれはそれで...。

つまりコーヒー豆選びも大切なのはコミュニケーション。味の趣向やその時の気分、飲むシチュエーションなどで欲しい味は変わってきますから、まずは自分の言葉で好みを伝えつつ、それをしっかり汲み取ってくれるお気に入りのコーヒー豆屋さんを見つけることが必要ですね。全国のコーヒー豆屋さん。どうかおてやわらかに願います。



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