ひさびさ、オノ セイゲンです。
マイクロホンの音がしない=ケーブルがつながってないわけではありません。
欲しいなあこれ。
「原音に忠実で、まったく色づけのないMKH 8020 デジタルマイクロホン。これをオーバーヘッドにつけたとたんに、“スネアのマイクは必要ない”、まるでスネアにもマイクがあるかのような充分な、深みと暖かさが録れる。また、ゲインを上げていっても音声信号は上がるが、ノイズフロアが存在しない。」と、もっとも信頼できるレコーディング・エンジニアのひとり、ジム・アンダーソン氏(前AES会長で、NYUで教鞭もとっている)が絶賛しています。さすが!
ノイマンが「Solution D system」を出したのが2年前だったか?ようやく親会社のゼンハイザーも「the MZD 8000 digital module」(~192Khz/24bit) A/D converter により、MKH 8020 (omni-directional), MKH 8040 (cardioid) and MKH 8050 (super-cardioid)などをデジタルマイクロホンとして使用できる。同じモジュールの、MKH 8020や8040がいかに優れたマイクロホンであるかは、プロサウンドの記事(2009年10月号P153_特別に今週だけここでダウンロードできるようにします)でもとりあげた。Omniであれば近接効果もないし、EQはいらない。立ち上がりも速い。
現実には、売られているほとんどのマイクやスピーカー、アンプ、ケーブルに至っても、それぞれ特徴があり、エンジニアはそれを組み合せて、バランスをとる。そこで好き嫌いがでてくるのだ。しかし理想的には、そこで出ている音があるいはミックスが素晴らしい場合、マイクやスピーカーという、トランスデューサーにも、色づけがないことが望まれる。スピーカーの音がしないスピーカー、マイクの音がしないマイク、インプットとアウトプットの音がまったく同じレコーダーとかね。
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