「三つ子の魂百まで」――私の録音の原点は、幼少期の “ラジカセ遊び” にあったのではないかと思います。そして吹奏楽に夢中だった学生時代には演奏を録音し部員に配布、それが喜ばれたことも影響しているのでしょう。今になっても変わらぬことを続けているわけですが、その動機も似たようなものです。
「ライブを体験できなかった人にも聴いて欲しい!」
「唯一無二のものを後世に遺し・伝えたい!」
……こんな夢を抱いて録音に勤しんでいるわけですが、録音が “仕事” であるがゆえに、また違った夢をみるようにもなりました。
「レコーダー(録音機)が動作していなかった! ボタン、押した……っけ?」
「録音できる残り時間が5分しかない! 開演したばかりなのに……」
「音が来ない! ケーブルが繋がっていないぞ!」
「開演5分前なのに、準備が終わらない!」
「扉が閉まってケーブルが切れた!」
「似た名前の、違うホールに来てしまった!」
…ハッ。汗だくで目覚め、夢でよかったと安堵し、事故のないようにと心を新たにするのであります。
みなさんは、どんな夢をもって仕事をしていますか?
そして、職業柄、どんな夢をみますか?
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