サイデラ・マスタリングはスタジオ開設した1995年からインターンシップ・プログラムがあるんや。専門学校や大学に通いながら、アルバイトしながら現場の適正を試されるんや。学校ではぜったい教えてくれへん、音楽業界だけやなくて、世の中のあらゆる職に応用できるヒントが學べますんや。いやホンマに。
インターン最初の仕事は「掃除」。ほんで、おつかいやらなんやら「雑務ぜんぶ」。まあ1回目はめっちゃ丁寧に、先輩(俺)がやってみせてくれる。ほやけど2回目からはストップウォッチつきやで。同じ動作を繰り返して、手数少なく、要領よく、器量よく、何でも笑顔で、慣れてくると4倍くらいは早うなってるんや。「おっ、頑張っとるやんか!ほな来週からケーブル磨き教えたろか!」「おまぇ上手くなったなぁ。今日からここは任せたでー」先輩はライブレコーディングに出かけてしもたわ。自分に任せてもらえるテリトリーをいかに広げていけるか。それが勝負や。就職活動はこのセオリーや。「大阪のおばちゃん」も観察してみ。世界と勝負でける人間になるには、遠慮したり、躊躇したり、萎縮してるよーでは、ぜんぜんあかん。でけへんことでも、一応「ボクやります〜。アタシそれ、できますよ〜」って売り込んどけ。もしな、でけへんかった場合は、それを頼んだ方が、頼む相手をちょっと間違うたっていうことやろ。←ちょっとカリフォルニアんな感じするけど、それでええんや。韓国、中国に負けたらあかん。繰り返すが、遠慮はあかん。人生、続けていけば必ず成功に手が届く、あきらめたらそこで失敗や。
SDMインターンには、伝統がある。その1:青山にあるブラジル音楽の聖地、「プラッサ・オンゼ」への出張ケーブル掃除や!「Esquina de SP / Wilma de Oliveira」が、GENEX 8500 8トラックDSDレコーダーでライブレコーディングされたのもプラッサ・オンゼや。先週は、某専門学校から送り込まれてきたインターンNくんとやったで。ライブ掃除。。「Esquina de SP / Wilma de Oliveira」をSACD 5.1chサラウンドでスタジオで視聴してから掃除にいったから盛り上がったなぁ。実際の制作環境でSACDを聴いて、実際にそれが収録された名門ライブハウスを貸し切りで掃除するっちゅう、こりゃなかなか出来へん貴重な体験やで!盛り上がるでー。
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【インターンNくんのコメント】
「プラッサ・オンゼに出かける前に、ましゅさんが「Esquina de SP / Wilma de Oliveira」を、はじめてSACDの5.1chで試聴させてくだはりました。・・・ん?なんや?・・・生!?心地ええ響きが正面、左右、後ろから、とにかくもう、目を閉じれば生演奏を目の前で聴いてるかのよう。実際には、この臨場感はライブハウスではどうなるんかと想像しながらプラッサオンゼに着いた。そこは想像しとったよりも、やや小さめのライブレストラン。PA機材もめっちゃシンプル。実際にライブは見てへんけど、セイゲンさん曰く『プラッサ・オンゼはライブハウスの構造がええ。ドラム、ギター、ベース、まあヴォーカル以外はぜんぶ生音でオーケー。目の前もええが、バーカウンターや一番後ろのテーブルでも演奏が手に取るようわかる。」ケーブル掃除の次は、今度はライブ中にトイレ掃除もやらしてもらたいわ。トイレでもえらいバランスええらしい。
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生音中心のプラッサ・オンゼのめちゃシンプルなPA機材の掃除、初期反射を磨くために、床も磨きました。ライブで音が出えへん、なんて許さへんから定期的なメインテナンスはめっちゃ重要なんや。プラッサ・オンゼは仕事帰りに、めっちゃええ音楽と、めっちゃ美味しいブラジル料理&めっちゃ酔えるカイペリーンニャ?なんか、楽しめる青山のオアシスでっせ!わっしのおすすめはブラジルの代表的家庭料理「フェイジョアーダ」(¥1,800)と生のライムとピンガのカクテル「カイピリーニャ」(¥800)←これこれ!!フェイジョアーダは店主のクラウディアさんによると「やっぱり本場の味よりちーとばかしだけ、日本人好みにアレンジしとる」らしい。お酒と女性に弱いぼくらは甘〜くまぜてもろたカイピリーニャをゴクゴク飲んで調子にのっとったら、ええ感じに出来上がってしもて、青山通りを超上機嫌でふらついとりました。まあ青山のウイークエンドの始まりはここで!
ほなまたー、次回はプラッサ・オンゼでもりあがろや!インターンシップやってみたい人も受付中やでー!プラッサオンゼもバイト募集中かも。
おれたち真剣に掃除中なう。 |
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