2009/08/18

エラーチェック

サイデラ・マスタリングで作成するDDPマスター(DVD-R)、CD-Rマスターは、「Plextor PlexTools Professional」でエラーチェックを行ないます。CD-Rは「Q-Check C1/C2 Test」、DVD-Rは「Q-Check PI/PO Test」というエラーチェックをします。
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CDはプレーヤーでC1とC2の2段階でエラー訂正を行います。1,2バイト長(1バイトは8ビット)のエラーはディスク全面に分布しておりランダムエラーと呼ばれC1で訂正されます。傷などによる比較的大きな欠落によるエラーはバーストエラーと呼ばれC2で訂正されます。C2は、C1で訂正できなかったバーストエラーを分散させランダムエラーに置き換えることでエラー訂正を行います。C2エラーが一つでも出たらそのディスクはNGにします。

DVDのPIはCD-RでのC1エラーに相当し、そこで訂正できなかったものをPOにて訂正します。POでも訂正できなかったエラーをPOFエラーといい、これが発生するとノイズの原因になります。DVD-RではPOエラーが一つでも出たらそのディスクはNGにしています。

マスターを作る際に上記のエラーが出た場合はディスクを焼き直して、再度エラーチェックをかけます。音色だけではなく、データがきちんと読み込めるよう細心の注意を払って品質管理を行なっております。

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