2015/10/26

インターン本間の「Coffee Small Talk」第3回  ~はじめてのアメリカ編(2)~



こんにちは。インターンシップの本間です。前回はBlue Bottle Coffeeのことを書いていきましたが、今年東京に進出して話題となっていますね。清澄白河に1号店、サイデラから歩いて15分ほどの青山に2号店を出店しました。こちらに書きたいことは山程ありますが、旅のお話に戻ります。
第3回は、サンフランシスコで訪れた他のコーヒーショップもご紹介します。



まずは、Sight Glass Coffeeです。

「サイトグラス」とは焙煎機に付いている、なかを覗くための小窓だそうです。建物の外観は黒塗りのコンクリートっぽい、モダンな雰囲気ですが、Blue Bottle同様、決して治安のよろしくなさそうな通りに突如出現します。すぐ近くには高層オフィスビル群もあり、ビジネスマンも多く訪れるところです。日本でいうところの新宿の歌舞伎町みたいなものでしょうか。




ここでもブルーボトル同様、開放感あふれる吹き抜けが印象的です。ドアを開けてすぐ、レジに続く列に並ぶような格好になりますが、まずは店内が見渡せる2階に席をとります。すごい人気です。

フロアの中央に円を描くようにカウンターがあり、エスプレッソマシンが左右に置かれ、スタッフがテキパキと注文をさばいていきます。
ここでも、iPadレジが導入されています。例のチップの画面が出てきますが、ひとまず華麗にスルーします。Facebookで「いいね!」していることを知らせると、いくらか割引してくれるとか。

フロアにはカスタマイズされたヴィンテージのPROBAT(焙煎機)があり、店内はその稼働音と、鼻ピアスにタトゥー入り美女スタッフが選曲するレコードが爆音で鳴り響いています。
コーヒーのみならず、音楽や音響へのこだわりも並大抵ではなさそうでした。


さて、ラテアートをテキパキと生産しているお姉さんに、僕も1杯お願いしました。英語が堪能であれば、カウンター越しに会話の花を咲かせてもいいですね。

コーヒー豆の個性を最大限に引き出す、浅煎りが基本です。酸味が強調されるので苦手という方もいますが、日本で味わうような「酸っぱさ」とは雲泥の差があり、こちらの酸味は豊かなフルーツ味といった感じです。
口に含んだ瞬間、旨みが炸裂します。ドリップよりも、高圧の蒸気で一気に絞り出すエスプレッソの方がその感動は大きく、ラテになればミルクのまろやかさが加わり、さらにおいしく飲みやすくなるのは言うまでもありません。

余談ですが、サイトグラスのコーヒーはアメリカで最も予約のとれないレストラン、アリス・ウォータースの「シェ・パニーズ」でも採用されているそうです。グルメは食後のコーヒーにも妥協しないんですね。



では、もうひとつのお店に向かいましょう。The Millです。


あの国民的ホームドラマ「フルハウス」の舞台となったエリア、ヴィクトリア調と呼ばれる細長い一軒家が整然と立ち並ぶ、閑静な住宅街の一角に店を構えています。その名の通りコーヒーミルが名前の由来とのこと。
こちらもサンフランシスコのサードウェーブ代表格、Four Barrel Coffeeが手がける姉妹店にあたります。フォーバレルは一時、代官山ログロード出店の噂がありましたが、白紙になってしまいましたね。

店内はこじんまりとしていますが、白を基調としたインテリアで、日当たりも抑えられ、リビングにいるような安心感に包まれます。バリスタのすぐ後ろではベーカリーチームがせっせとパンを焼き上げています。




写真からお分かりのように、バリスタは文句のつけようがない容姿の方ばかりです。男前たちのくり出す可愛らしいラテアートに、乙女はうっかりハートを射抜かれぬよう注意が必要です。もちろん、僕は男子ですが美味しくいただきました。連日のコーヒー飲み歩きで疲れた胃に優しいカプチーノは、コーヒーなのに苺のような、ほのかな香りがしました。

カフェでノートPCをカタカタしながら過ごす姿は日本でもよく見かけます。サンフランシスコではより顕著で、1人に1台というくらい、誰もがMacを持ち込んでいます。(さすがアップル発祥の地...)

僕が旅行した当時、フォーバレルはそんな流れとは逆行するように、Wi-Fiを飛ばさないことをポリシーとしていました。パソコンなんか見ていないで、コーヒーを味わって、本を読んだり、会話を楽しんだり、人間らしく目の前の時間と向き合おうよというメッセージでしょうか。
そんな空気はここ、The Millにも引き継がれているようです。スタッフもほのぼのしていて、ゆったりのんびり、近所の住人の憩いの場となっていました。



はじめてのアメリカ編、駆け足でお届けしました。
空間、表現、技術、どれをとっても日本では体験しがたいクオリティーに圧倒されましたが、行く先々で、HARIOのドリッパーやケトルが業務用として採用され、お土産としても販売されているのが印象的でした。カウンター越しにスタッフに聞いてみると「日本の製品は最高だね」と言います。日本の技術は世界一といわれて久しく、コーヒー器具にも好評価が定着してきているようです。

さて、次回からは日本に戻ります。
海外に負けない(?) 国内コーヒー事情や、サイデラでも採用しているHARIOのドリッパーのことなど、盛り沢山でお届けしたいと思います。

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