サイデラ・マスタリングでは、お客様にお出しするコーヒーを、作り置きせず、豆を挽きハンドドリップで丁寧に淹れています。皆さんもそうだと思いますが、自宅では毎朝ドリップしても、他所でコーヒーを入れる機会はほとんどありません。家族や友人以外の、初めてお会いするような方においしいと言ってもらうのは、信じられないような気持ちもありますが、素直に嬉しいことです!
少し前まで、家ではインスタントコーヒー、スタバではカフェラテしか注文しなかった男が、おととしサンフランシスコを旅したのを機に、すっかりコーヒーに目覚めてしまいました。
サンフランシスコは、ちょっと車を走らせるとアップルの本社やGoogle、Facebookの本社があるのは有名で、世界のIT企業が軒を連ねる、シリコンバレーと呼ばれる一帯です。そして、「ブルーボトル」「フォーバレル」「リチュアル」「サイトグラス」など、今や日本のコーヒー好きの若者がその名を知らぬものはないコーヒーショップが点在しています。なかでもブルーボトルでは、コーヒーへの価値観を変えてしまうような一杯と出会いました。液面がトロッとして、口に含むとお酒のようにクラクラする濃厚な味わい。なんとも表現しがたく、でもしっかりと舌の記憶に刻み込まれています。以来、自宅でコーヒーを焙煎するほどにのめり込んでいくわけです。
これから数回に分けて、旅先の写真、国内の気になるコーヒー屋さん情報、自宅やサイデラで使用しているコーヒー器具の話など、おいしいコーヒーにまつわるあれこれをお届けできればと思います!
0 件のコメント:
コメントを投稿