チーフ・エンジニアの森崎です。
本日はソフトリミッターの使いこなし(応用)の解説です。
マスタリングで、音量レベルは大きく、ヴォーカルの質感をそろえ自然な流れに聴かせるにはソフトリミッターの使いこなしが有効です。特に多くのアーティスト・エンジニアが関わっているコンピレーションの作品では音源のコンプ、リミッターの処理は様々です。
<音源の種類>
1. コンプもリミッターもほとんどかけてなく、ヘッドルームが十分に空いている。
2. コンプのかかっていて、ヘッドルームは1dB程度空いている。
3. コンプもリミッターもかかっていて、レベルもぎりぎりまで入っている。
ソフトリミッターの設定はOFF、+3dB、0dBなどの数パターンの設定があります。一番きつくかかるのが0dBです。
<ソフトリミッターの選択>
1.の音源ではある程度レベルを入れる必要があるので0dB。
2.の音源では+3dBで音がまとまる程度にかけます。
3.の音源ではレベルを入れる必要もなく音をまとめる必要もないのでOFF。
一つの設定のみでリミッティングすると全体において不自然なサウンドに聴こえてしまうことがあります。上記のように使い分け音の輪郭を統一することが重要です。曲ごとの帯域のバランスはEQで。音像の大きさ、密度はコンプで仕上げましょう。
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2010/02/25
2010/02/23
モニター改善策(その11)「スピーカーの置き位置」
チーフ・エンジニアの森崎です。
本日はモニタースピーカーの置き位置についてです。
1)正方形の部屋では1辺の長さは同じなので、どちら側に置いても問題無し。長方形の部屋では長辺側は広がり重視、短編側は音圧重視。
2)スピーカーはガラス窓側より板や石工ボード、コンクリートブロックなどの固い壁側に置く。
3)スピーカースタンドは出来るだけガタの無いように絨毯の上よりも直接床の上に置く。
上記で一番大切なことは固い床の上に置くことです。床が柔らかいと音がぶれやすくフォーカスが定まった音を再生出来ません。対策として畳や絨毯の床の場合は450ミリ×600ミリ×21ミリほどの合板を敷き、スピーカースタンドとスピーカーの重さを分散させることで安定したセッティングが可能になります。
次に大切なのは壁の材質です。こちらは軽く叩いてみて響かない壁、空洞になってない壁が理想です。長方形の部屋で長編、短辺側のどちらに置くべきか迷った時には響かない硬い壁の前にスピーカーを置いて下さい。
どうしてもガラス窓側の壁にスピーカーを置く必要がある場合、窓に厚手のカーテンを掛けることで音の反射を防ぐことが出来ます。
本日はモニタースピーカーの置き位置についてです。
1)正方形の部屋では1辺の長さは同じなので、どちら側に置いても問題無し。長方形の部屋では長辺側は広がり重視、短編側は音圧重視。
2)スピーカーはガラス窓側より板や石工ボード、コンクリートブロックなどの固い壁側に置く。
3)スピーカースタンドは出来るだけガタの無いように絨毯の上よりも直接床の上に置く。
上記で一番大切なことは固い床の上に置くことです。床が柔らかいと音がぶれやすくフォーカスが定まった音を再生出来ません。対策として畳や絨毯の床の場合は450ミリ×600ミリ×21ミリほどの合板を敷き、スピーカースタンドとスピーカーの重さを分散させることで安定したセッティングが可能になります。
次に大切なのは壁の材質です。こちらは軽く叩いてみて響かない壁、空洞になってない壁が理想です。長方形の部屋で長編、短辺側のどちらに置くべきか迷った時には響かない硬い壁の前にスピーカーを置いて下さい。
どうしてもガラス窓側の壁にスピーカーを置く必要がある場合、窓に厚手のカーテンを掛けることで音の反射を防ぐことが出来ます。
2010/02/18
BORO/30周年記念ベスト・アルバム
チーフ・エンジニアの森崎です。
「BORO/30周年記念ベスト・アルバム」のマスタリングをしました。素材はアナログ1/4テープです。アナログ素材は基準信号で調整しサウンドを聴きながら微調整、アナログテープレコーダーのStuder A-820からKORG MR-2000Sに取込みました。
「大阪で生まれた女」は小学生の時にオンタイムで聴いていたのですが、アナログ1/4マスターのサウンドは圧巻でした!この曲を最初にマスタリングしサウンドの基準としました。MR-2000Sはアナログのベストテイクを最高の状態(DSDの5.6448MHz)でアーカイブできます。古いテープはテープレコーダーで再生するごとに音質が劣化しますがそれを未然に防ぐことが出来ます。マスタリングの手直しにもテープをかけ直すことなく、安全、確実、スピーディーに仕上げることが出来ところが、大変気に入っています。
「BORO/30周年記念ベスト・アルバム」のマスタリングをしました。素材はアナログ1/4テープです。アナログ素材は基準信号で調整しサウンドを聴きながら微調整、アナログテープレコーダーのStuder A-820からKORG MR-2000Sに取込みました。
「大阪で生まれた女」は小学生の時にオンタイムで聴いていたのですが、アナログ1/4マスターのサウンドは圧巻でした!この曲を最初にマスタリングしサウンドの基準としました。MR-2000Sはアナログのベストテイクを最高の状態(DSDの5.6448MHz)でアーカイブできます。古いテープはテープレコーダーで再生するごとに音質が劣化しますがそれを未然に防ぐことが出来ます。マスタリングの手直しにもテープをかけ直すことなく、安全、確実、スピーディーに仕上げることが出来ところが、大変気に入っています。
2010/02/17
高音質配信とは??その2
どうもMUSHです!
ATAKの渋谷慶一郎さんがWebサイト「ototoy」にて昨年末にラフォーレミュージアム原宿にて行われた『for maria concert version Keiichiro Shibuya playing piano solo tour 2009』のピアノ・ライブ音源を24bit96KHzと24bit48KHzの高音質wavファイルで有料配信していますよ!このライブテイクは、サイデラ・マスタリングが5.6MHzDSDレコーディングで収録したものです!
早速ダウンロードしてみましたよ!(ダウンロードにはototoyの会員登録:無料が必要です)1)ototoyの渋谷慶一郎さん特集サイトへ。今回は「our music」の96KHz/24bitを選択!

2)試聴も出来るんですね!で、購入を選択。こちらは96KHzが¥400/1曲、48KHzが¥300/1曲のようですね!

3)支払い方法を選択。クレジットカードの場合は、このあとカード情報を入力します。

4)ダウンロード開始!1曲単位なので特にストレスなくダウンロードできました!

サウンド&レコーディング・マガジン2010年3月号p.60~の、
「2010年版 ネットで自分の曲を売る方法」という特集で、ototoyを例にした"高音質配信は普及するのか?"は必見です!サンレコ読みましょう!
サイデラ・マスタリングによる5.6MHzDSDレコーディング情報はこちら→→→
ATAKの渋谷慶一郎さんがWebサイト「ototoy」にて昨年末にラフォーレミュージアム原宿にて行われた『for maria concert version Keiichiro Shibuya playing piano solo tour 2009』のピアノ・ライブ音源を24bit96KHzと24bit48KHzの高音質wavファイルで有料配信していますよ!このライブテイクは、サイデラ・マスタリングが5.6MHzDSDレコーディングで収録したものです!
single file projectと言いましてアルバム単位ではなく単曲、つまりシングルで毎週1曲リリースしていくことになったのです。
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12/25,26 にやったfor maria concert versionから8曲、つまり毎週金曜日にケイイチ対談でお世話になったOTOTOYで。1曲ずつ高音質配信していきます。
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ちなみに両日ともにサイデラマスタリングチームによるDSDレコーディングです。
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それをエフェクトもコンプもせず、そのままデータにしているのでめちゃくちゃリアルな音です。
渋谷慶一郎さん「ATAK:Diary」より
早速ダウンロードしてみましたよ!(ダウンロードにはototoyの会員登録:無料が必要です)1)ototoyの渋谷慶一郎さん特集サイトへ。今回は「our music」の96KHz/24bitを選択!

2)試聴も出来るんですね!で、購入を選択。こちらは96KHzが¥400/1曲、48KHzが¥300/1曲のようですね!

3)支払い方法を選択。クレジットカードの場合は、このあとカード情報を入力します。

4)ダウンロード開始!1曲単位なので特にストレスなくダウンロードできました!

サウンド&レコーディング・マガジン2010年3月号p.60~の、
「2010年版 ネットで自分の曲を売る方法」という特集で、ototoyを例にした"高音質配信は普及するのか?"は必見です!サンレコ読みましょう!
サイデラ・マスタリングによる5.6MHzDSDレコーディング情報はこちら→→→
2010/02/09
音像とは(その2)「音像の大きさと音量の大きさは違う」
チーフ・エンジニアの森崎です。
本日は「音像の大きさ」と「音量の大きさ」の違いについて。
「音像の大きさ」とは一言でいうとスピーカーやヘッドフォンから聴こえる歌や楽器の輪郭の大きさ。「音量の大きさ」とは耳で聴いた時の音量の大きさ。この二つはそれぞれが関係性を持ちながらも、同じではありません。
試しにマキシマイザーを使用して音量をぐっと上げてみましょう。音量は上がりましたが音像の大きさはどうでしょう?音像の大きさは変わらず、アタック(音の芯)が潰れて詰まって聴こえます。今度は音像を大きくするEQ処理を施します。(このテクニックについてはまた今度!)すると音像が大きくなると聴感上の音量感も大きくなります。輪郭が大きく、アタックがしっかり聴こえる音は聴感上大きく聴こえます。
これは一例ですが音量が大きなサウンドと音像が大きなサウンドは違います。音量がいくら大きくても音が潰れて平面的になってしまえば聴感上小さく聴こえますが、一つ一つの楽器の輪郭が大きく芯のある音は音量感が大きく聴こえます。ミキシングでもマスタリングでも、音量を大きく仕上げようと思うのではなく音像を大きく仕上げる目的をもって作業する事が、実は音量を大きな作品に仕上げる上で大切です。
本日は「音像の大きさ」と「音量の大きさ」の違いについて。
「音像の大きさ」とは一言でいうとスピーカーやヘッドフォンから聴こえる歌や楽器の輪郭の大きさ。「音量の大きさ」とは耳で聴いた時の音量の大きさ。この二つはそれぞれが関係性を持ちながらも、同じではありません。
試しにマキシマイザーを使用して音量をぐっと上げてみましょう。音量は上がりましたが音像の大きさはどうでしょう?音像の大きさは変わらず、アタック(音の芯)が潰れて詰まって聴こえます。今度は音像を大きくするEQ処理を施します。(このテクニックについてはまた今度!)すると音像が大きくなると聴感上の音量感も大きくなります。輪郭が大きく、アタックがしっかり聴こえる音は聴感上大きく聴こえます。
これは一例ですが音量が大きなサウンドと音像が大きなサウンドは違います。音量がいくら大きくても音が潰れて平面的になってしまえば聴感上小さく聴こえますが、一つ一つの楽器の輪郭が大きく芯のある音は音量感が大きく聴こえます。ミキシングでもマスタリングでも、音量を大きく仕上げようと思うのではなく音像を大きく仕上げる目的をもって作業する事が、実は音量を大きな作品に仕上げる上で大切です。
2010/02/08
ヒカシューのリイシュー/1978
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