チーフ・エンジニアの森崎です。
スタジオのメンテナンスの基本はケーブル磨きです。どんなに高級なケーブルも接点が汚れていれば本来の実力を発揮することは出来ません。キャノンケーブルのクリーニングで使うものは無水エタノールと綿棒、赤ちゃん用細い綿棒の3点です。どれも薬局で購入できますね。オーディオ製品用のいろいろなクリーナー、接点復活材もありますが、スタジオでは無水エタノールが一番基本ですね。
やり方は、
(1)綿棒に無水エタノールを少ししみ込ませます。
(2)オス側は綿棒で、メス側は赤ちゃん用の綿棒を使ってよく拭いてください。ほとんど掃除していなければ綿棒が真っ黒になるはずです。汚れがひどい時は綿棒を交換して拭きます。
(3)きれいになったら乾いた綿棒で乾拭きして端子をピカピカにします。
二週間に一度乾拭き、月に一度無水エタノールで掃除を目安にメンテナンスすればいつまでも良い状態をキープ出来ます。ケーブルがきれいだと音が良くなるだけでなく、接触不良で音が出なくなるトラブルを防げます。同様に電源プラグもクリーニング出来ますのでぜひ試してみてください!
RECOMMENDED ITEMS!!
2009/06/30
2009/06/27
「TPOまとめブログ」にて
どうもです!MUSHです!
する「TPOまとめブログ」にサイデラ・マスタリングが登場します!コチラ→→→
コチラには、Proof盤についての記事があります。
さて、Proof盤ってなにぞや?と。Proof盤とは、立ち会いなしのマスタリングの場合に、「こんなかんじで、どうですかね!?」と確認いただく為のものですね!立ち会いなしマスタリングの場合、事前にご希望や仕上がりイメージをお伺いして作業に取りかかりますので、ぜひご自分の言葉で結構ですのでお伝えください!
25年の時を経て今蘇るTPO、2009年は「日本のアート・オブ・ノイズ」TPOのCD再発祭り! テクノポップマニア必見情報をお送り
する「TPOまとめブログ」にサイデラ・マスタリングが登場します!コチラ→→→
コチラには、Proof盤についての記事があります。
さて、Proof盤ってなにぞや?と。Proof盤とは、立ち会いなしのマスタリングの場合に、「こんなかんじで、どうですかね!?」と確認いただく為のものですね!立ち会いなしマスタリングの場合、事前にご希望や仕上がりイメージをお伺いして作業に取りかかりますので、ぜひご自分の言葉で結構ですのでお伝えください!
2009/06/24
EQの使い方(その2)「レベルを入れるためのEQテクニック」
チーフ・エンジニアの森崎です。
今日はレベルがきちんと入ってほぼ完璧というマスターを、さらにレベルを上げてマスタリングするテクニックをお話ししようと思います。
音量がほんの少し上がっただけで曲の聴こえ方は全く変わります。曲が元気に明るく、大きく聴こえるようになります。例えばオリジナルのマスターより0.5dB上がっただけでもその違いは分かります。
EQの帯域は500Hz辺りを境に低域と高域で表と裏の関係があります。一般的にはキックを太くしたければ低域を上げて、シンバルをキラッとさせたければ高域を上げると思いますが、レベルを上げるためには帯域を下げて音作りをするマイナスEQが効果的です。
例えば250Hz付近を下げると透明感が出て、4kHz付近を下げると音が太くなったように聴こえます。この特徴をマスタリングでは応用します。
マイナスEQに慣れるためには色々な帯域を下げてみてサウンドの特徴をつかむのがお勧めです。レベルを上げるためにはピークの処理がとても大切です。ピークをおさえればその分のレベルを上げることが出来るからです。ピークといってもベースの低域、ハイハットの高域などさまざまだと思いますが、これをまずは見つけるところから始めます。
どの楽器にピークがあるか?
簡単に見つける方法は、EQのQを少し狭くして、レベルを大きめに上げてスイープさせてみます。そうすると、必要以上にレベルが持ち上がる帯域が見つかるはずです。見つかったら、ほんの少しだけその帯域を下げます。サウンドの質感が変わってしまうので-0.5dBから-0.3dBぐらいで十分効果があります。例えばBassだったら60Hz付近を少し下げる、HiHatだったら4kHzから8kHzをゆるめのシェルビングで少し下げれば、バランス良く聴こえるはずです。もちろんそれ以上下げたほうが良く聴こえるのであれば下げたほうが良いと思います。
この段階でMixマスターと比較するとマスタリング後のサウンドはマイナスEQしているため、少し音がおとなしく聴こえると思いますが、ピークを抑えた分ボリュームが上がりますのでほんの少し上げてみてください。オリジナルのバランスをキープしたまま音量感のあるサウンドになるはずです。
実際のマスタリング作業ではもっと複雑な処理をします。例えばシェルビングで高域全体を抑えてから、ヴォーカルとギターの帯域を上げるということもしています。逆に、本当にレベルもバランスも完璧なTDマスターの場合は、EQなどを施さずそのまま取込んでしまうこともありますね。
このテクニックはプラグインなどでも簡単に出来ますので、いろいろ試してみてください。
今日はレベルがきちんと入ってほぼ完璧というマスターを、さらにレベルを上げてマスタリングするテクニックをお話ししようと思います。
音量がほんの少し上がっただけで曲の聴こえ方は全く変わります。曲が元気に明るく、大きく聴こえるようになります。例えばオリジナルのマスターより0.5dB上がっただけでもその違いは分かります。
EQの帯域は500Hz辺りを境に低域と高域で表と裏の関係があります。一般的にはキックを太くしたければ低域を上げて、シンバルをキラッとさせたければ高域を上げると思いますが、レベルを上げるためには帯域を下げて音作りをするマイナスEQが効果的です。
例えば250Hz付近を下げると透明感が出て、4kHz付近を下げると音が太くなったように聴こえます。この特徴をマスタリングでは応用します。
マイナスEQに慣れるためには色々な帯域を下げてみてサウンドの特徴をつかむのがお勧めです。レベルを上げるためにはピークの処理がとても大切です。ピークをおさえればその分のレベルを上げることが出来るからです。ピークといってもベースの低域、ハイハットの高域などさまざまだと思いますが、これをまずは見つけるところから始めます。
どの楽器にピークがあるか?
簡単に見つける方法は、EQのQを少し狭くして、レベルを大きめに上げてスイープさせてみます。そうすると、必要以上にレベルが持ち上がる帯域が見つかるはずです。見つかったら、ほんの少しだけその帯域を下げます。サウンドの質感が変わってしまうので-0.5dBから-0.3dBぐらいで十分効果があります。例えばBassだったら60Hz付近を少し下げる、HiHatだったら4kHzから8kHzをゆるめのシェルビングで少し下げれば、バランス良く聴こえるはずです。もちろんそれ以上下げたほうが良く聴こえるのであれば下げたほうが良いと思います。
この段階でMixマスターと比較するとマスタリング後のサウンドはマイナスEQしているため、少し音がおとなしく聴こえると思いますが、ピークを抑えた分ボリュームが上がりますのでほんの少し上げてみてください。オリジナルのバランスをキープしたまま音量感のあるサウンドになるはずです。
実際のマスタリング作業ではもっと複雑な処理をします。例えばシェルビングで高域全体を抑えてから、ヴォーカルとギターの帯域を上げるということもしています。逆に、本当にレベルもバランスも完璧なTDマスターの場合は、EQなどを施さずそのまま取込んでしまうこともありますね。
このテクニックはプラグインなどでも簡単に出来ますので、いろいろ試してみてください。
2009/06/22
code”M”さんマスタリングでお越しになりました
どうもMUSHです!
先日は、code”M”さんにマスタリングにお越しいただきました!
そのホームページ掲載のcode”M”さんが今まで関わられた方々の名前の中に、JAZZ録音の巨匠及川公生氏の名まで、、、!本当に活躍の幅が広いです!(及川公生氏については、Blog記事「マスタリングのポリシー」もぜひご覧ください!)
MAKIさんのBlogはコチラ→→→
先日は、code”M”さんにマスタリングにお越しいただきました!
code”M”は、2000年4月、作曲家でありピアニストであるMAKIが、自らがプロデューサーとなり、発足させたパフォーマンスグループでですね、今回はさらにVEEさんとのコラボレーション!code”M”さんの音楽はJAZZYな上に尺八などの和楽器がアンサンブルしていて非常に聴きごたえアリ!ぜひホームページからYouTubeの動画などもご覧ください!
そのホームページ掲載のcode”M”さんが今まで関わられた方々の名前の中に、JAZZ録音の巨匠及川公生氏の名まで、、、!本当に活躍の幅が広いです!(及川公生氏については、Blog記事「マスタリングのポリシー」もぜひご覧ください!)MAKIさんのBlogはコチラ→→→
2009/06/18
Saidera Masteringのモニター環境(その1)「SD-9001とSD-9003」
チーフ・エンジニアの森崎です。
マスタリング・スタジオのケーブルラインには大きく2つのラインがあります。音を取込むためのRECラインと、プレイバックのモニターラインです。RECラインはその名の通り、音を録音するために使われますので、通したケーブルのキャラクターが取り込み時のサウンドに影響します。フラットなものから色づけのあるものまでいろいろ使い分け、機材では表現出来ないニュアンスを引き出したいときに使います。
それに対してモニターラインは出来上がったサウンドを聴いたり、オリジナルのミックス音源との聴き比べをしますので、音に色づけがあってはいけません。出来るだけフラットでレンジが広いケーブルが理想です。
サイデラ・マスタリングではモニターラインは特にこだわりがあり、Saidera Ai SD-9001とSD-9003というケーブルを使っています。プリアンプ、パワーアンプ、モニター用のDAコンバーター周りはすべてこのケーブルを使用しています。ほとんどが床の下を這わしてあるので直接見ることは出来ませんが唯一スピーカーセレクターボックスの入力で確認することが出来きます。

↑↑↑コレでもいちばん露出度が高いです
真っ赤なケーブルで見た目も最高ですが、作りがとてもしっかりしていて傷などがつきにくいデザインになっています。自社ブランドなのであまり大きな声では言えませんが最高に気に入ってます。サウンドは暖かみがあってハイスピード。この二つの要素も兼ね備えたケーブルはあまり多くはないのです。
サウンドは低域から高域までフラットに伸びているのでDSDのレンジでも確実に伝送してくれます。

↑↑↑用途によって様々な長さを使い分けます!
自分の音作りだけではなく、アーティスト、プロデューサーの方に出来るだけ居心地良く、分かりやすい環境で聴いて頂きたいと思っていますので、モニターシステムのサウンドには特に注意をしています。これからも、さらに改善、発展させていきたいと思っております。
p.s.
知る人ぞ知る話ですが、サイデラ・マスタリングは設立時にはオノ セイゲンが友人のグレッグ・カルビからいろいろなアドバイスをもらい今に至ります。オノとグレッグの付き合いは1983年に始まり、1996年発売の「Bar del Mattatoio / SeigenOno」はグレッグが、「Montreux 93/94 / Seigen OnoEnsemble」はテッド・ジェンセンがマスタリングしました。(現在、発売されているバージョンはオノ自身によるDSDリマスタリング。ライナーはカエターノ・ヴェローゾ)またニューヨークに行かれてグレッグとマスタリングした方は気づいたかな?ワイヤーワールドのゴールドが頻度が高いですが、たまに彼が使用する赤いケーブルは、オノが設計してある職人さんに作ってもらっているケーブルSaidera Ai SD-9001です。
マスタリング・スタジオのケーブルラインには大きく2つのラインがあります。音を取込むためのRECラインと、プレイバックのモニターラインです。RECラインはその名の通り、音を録音するために使われますので、通したケーブルのキャラクターが取り込み時のサウンドに影響します。フラットなものから色づけのあるものまでいろいろ使い分け、機材では表現出来ないニュアンスを引き出したいときに使います。
それに対してモニターラインは出来上がったサウンドを聴いたり、オリジナルのミックス音源との聴き比べをしますので、音に色づけがあってはいけません。出来るだけフラットでレンジが広いケーブルが理想です。
サイデラ・マスタリングではモニターラインは特にこだわりがあり、Saidera Ai SD-9001とSD-9003というケーブルを使っています。プリアンプ、パワーアンプ、モニター用のDAコンバーター周りはすべてこのケーブルを使用しています。ほとんどが床の下を這わしてあるので直接見ることは出来ませんが唯一スピーカーセレクターボックスの入力で確認することが出来きます。

↑↑↑コレでもいちばん露出度が高いです
真っ赤なケーブルで見た目も最高ですが、作りがとてもしっかりしていて傷などがつきにくいデザインになっています。自社ブランドなのであまり大きな声では言えませんが最高に気に入ってます。サウンドは暖かみがあってハイスピード。この二つの要素も兼ね備えたケーブルはあまり多くはないのです。
サウンドは低域から高域までフラットに伸びているのでDSDのレンジでも確実に伝送してくれます。

↑↑↑用途によって様々な長さを使い分けます!
自分の音作りだけではなく、アーティスト、プロデューサーの方に出来るだけ居心地良く、分かりやすい環境で聴いて頂きたいと思っていますので、モニターシステムのサウンドには特に注意をしています。これからも、さらに改善、発展させていきたいと思っております。
p.s.
知る人ぞ知る話ですが、サイデラ・マスタリングは設立時にはオノ セイゲンが友人のグレッグ・カルビからいろいろなアドバイスをもらい今に至ります。オノとグレッグの付き合いは1983年に始まり、1996年発売の「Bar del Mattatoio / SeigenOno」はグレッグが、「Montreux 93/94 / Seigen OnoEnsemble」はテッド・ジェンセンがマスタリングしました。(現在、発売されているバージョンはオノ自身によるDSDリマスタリング。ライナーはカエターノ・ヴェローゾ)またニューヨークに行かれてグレッグとマスタリングした方は気づいたかな?ワイヤーワールドのゴールドが頻度が高いですが、たまに彼が使用する赤いケーブルは、オノが設計してある職人さんに作ってもらっているケーブルSaidera Ai SD-9001です。
2009/06/16
自作ケーブル
チーフ・エンジニアの森崎です。
音をまとめたいとき、アナログテープを通したりアナログのシュミレーターを通して、ちょっとピークを押さえたりしますよね!そんな時に大活躍しているのが自作の網ケーブルです。(Apogee製のAESケーブルにナイロンスリーブを巻いて作りました)

(一番上は超高級なHiro Musicのケーブル、2本目、3本目が自作の網ケーブルです)
ちょうどPro Tools24MIXがHDに変わったとき、「レンジが狭いけどファットな音」から「レンジが広くきれいな音」に変わりました。そこで「HDのきれいさを生かして24MIXの太さを表現出来ないか?」と思って作ったのがこのケーブルです。使い方は簡単で必要な時はPro ToolsのデジタルマルチケーブルとDAコンバーターの間に挟むだけ。このケーブルを通すと、その分距離は長くなるのに芯のあるファットなサウンドになります。特に88.2kHZや96kHzのハイサンプリング音源に使うと良い。ジャンルとしてはHIP HOPやROCKにも合います。パワフルに、勢いを出したいとき、音圧を上げたい時には必ず使います。
どのような、サウンドに聴こえるのか?ぜひ、マスタリングでその違いを体験してください。
音をまとめたいとき、アナログテープを通したりアナログのシュミレーターを通して、ちょっとピークを押さえたりしますよね!そんな時に大活躍しているのが自作の網ケーブルです。(Apogee製のAESケーブルにナイロンスリーブを巻いて作りました)

(一番上は超高級なHiro Musicのケーブル、2本目、3本目が自作の網ケーブルです)
ちょうどPro Tools24MIXがHDに変わったとき、「レンジが狭いけどファットな音」から「レンジが広くきれいな音」に変わりました。そこで「HDのきれいさを生かして24MIXの太さを表現出来ないか?」と思って作ったのがこのケーブルです。使い方は簡単で必要な時はPro ToolsのデジタルマルチケーブルとDAコンバーターの間に挟むだけ。このケーブルを通すと、その分距離は長くなるのに芯のあるファットなサウンドになります。特に88.2kHZや96kHzのハイサンプリング音源に使うと良い。ジャンルとしてはHIP HOPやROCKにも合います。パワフルに、勢いを出したいとき、音圧を上げたい時には必ず使います。
どのような、サウンドに聴こえるのか?ぜひ、マスタリングでその違いを体験してください。
2009/06/02
コンプの使い方(その2)「BUS送りコンプのテクニック」
チーフ・エンジニアの森崎です。
MIXの時に個々の楽器にきっちりとコンプをかけすぎて、音はまとまるけど演奏のグルーヴが無くなって平面的な仕上がりになってしまった!ということはありませんか?そんな悩みの解決法のひとつとして、BUS送りコンプのテクニックをご紹介。
やり方はステレオチャンネルを作りコンプをインサートしチャンネルインプットをBUSにします。そしてコンプをかけたいトラックのアウトにそのコンプのインプットBUSを選択します。ドラムだったら、キック、ハイハット、スネア、タム、トップ、アンビエンスなどの中からコンプをかけたいトラックのアウトだけをBUSで送ります。
このテクニックのポイントはBUS送りのフェーダーレベルがCOMPのインプットレベルになるところ。トップとアンビエンスなどに使えばBUS送りのレベルコントロールで曲に抑揚を付けれますよ!Aメロはフェーダーを下げ目にして自然に、サビはフェーダーをあげてパワフルコンプをかける、といったことが可能になります。Pro ToolsなどのDAWではオートメーションを書くことも可能ですね。
実はこれ、コンソールの各チャンネルにコンプが付いてない時代の使いこなし方法。昔は少ない機材を上手く使って音作りがされていました。今はプラグインとしてあらゆる機材が無制限に使用できる時代ですが、やり方を決めずにいろいろな方法を試してみるのが大切です。
お気に入りのアナログ・コンプを他のチャンネルで使ってみたいという場合にも有効な手段なので、ぜひ一度試してみてください。
[ サイデラ・マスタリングお問い合わせ/ご予約フォーム→→ ]
[ Saidera Mastering Blog Archives→→→ ]
MIXの時に個々の楽器にきっちりとコンプをかけすぎて、音はまとまるけど演奏のグルーヴが無くなって平面的な仕上がりになってしまった!ということはありませんか?そんな悩みの解決法のひとつとして、BUS送りコンプのテクニックをご紹介。
やり方はステレオチャンネルを作りコンプをインサートしチャンネルインプットをBUSにします。そしてコンプをかけたいトラックのアウトにそのコンプのインプットBUSを選択します。ドラムだったら、キック、ハイハット、スネア、タム、トップ、アンビエンスなどの中からコンプをかけたいトラックのアウトだけをBUSで送ります。
このテクニックのポイントはBUS送りのフェーダーレベルがCOMPのインプットレベルになるところ。トップとアンビエンスなどに使えばBUS送りのレベルコントロールで曲に抑揚を付けれますよ!Aメロはフェーダーを下げ目にして自然に、サビはフェーダーをあげてパワフルコンプをかける、といったことが可能になります。Pro ToolsなどのDAWではオートメーションを書くことも可能ですね。
実はこれ、コンソールの各チャンネルにコンプが付いてない時代の使いこなし方法。昔は少ない機材を上手く使って音作りがされていました。今はプラグインとしてあらゆる機材が無制限に使用できる時代ですが、やり方を決めずにいろいろな方法を試してみるのが大切です。
お気に入りのアナログ・コンプを他のチャンネルで使ってみたいという場合にも有効な手段なので、ぜひ一度試してみてください。
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2009/06/01
音響芸術専門学校2009(2日目)
チーフ・エンジニアの森崎です。
音響芸術専門学校でマスタリングの授業、2日目(1日目はこちら)。
最終日はスピーカーをいろいろ動かして音の違いを聴いてみました。
1)基本的な正三角形の頂点で聴いてみる。
2)スピーカーの間隔を変えてみる。
3)スピーカーの角度を変えてみる。
4)壁からの距離を変えてみる。
ここまで聴いてみると生徒さんもだんだん音の違いが分かってきました。3時限目は前半の授業を参考に、生徒さんにセッティングしてもらいました。僕が注意したことは最初は大きく動かして方向を探り、徐々に微調整していくこと。皆さん協力しながら、「もう少し低音が欲しい」「迫力が足りない気がする」「ドラムが強すぎる」「私はベースがもう少し出ているのが好きなんだけど?」
最初は曖昧な言葉を使ってコミュニケーションしていましたが、より具体的な言葉を使うようになってきました。これには僕もビックリでした。
最後に生徒さんのベストセッティングが出来た時に電源ケーブルを交換してみました。(実は授業の最初にも変えてみたのですが数人しか違いが分かりませんでした。)一人一人が音を観察するように聴いていたことと教室のスピーカーに慣れたこともあり、今度は全員がケーブルの違いを聴き取ることが出来ました。「こんなに違うんですね!」「セッティングって重要ですね!」と口々に話していました。
その後、「このケーブルのほうがきれいに聴こえる!」「やっぱりこっちのケーブルのほうが迫力があるよ!」とさらに盛り上がり、授業が少し延長してしまいました。
音楽の仕事というのは常にベストな環境で作業出来るとは限りません。そんなときスピーカーをきちんと置いてみようと、この授業を思い出してもらえたら、僕にとってはうれしい限りですね。
音響芸術専門学校でマスタリングの授業、2日目(1日目はこちら)。
最終日はスピーカーをいろいろ動かして音の違いを聴いてみました。
1)基本的な正三角形の頂点で聴いてみる。
2)スピーカーの間隔を変えてみる。
3)スピーカーの角度を変えてみる。
4)壁からの距離を変えてみる。
ここまで聴いてみると生徒さんもだんだん音の違いが分かってきました。3時限目は前半の授業を参考に、生徒さんにセッティングしてもらいました。僕が注意したことは最初は大きく動かして方向を探り、徐々に微調整していくこと。皆さん協力しながら、「もう少し低音が欲しい」「迫力が足りない気がする」「ドラムが強すぎる」「私はベースがもう少し出ているのが好きなんだけど?」
最初は曖昧な言葉を使ってコミュニケーションしていましたが、より具体的な言葉を使うようになってきました。これには僕もビックリでした。
最後に生徒さんのベストセッティングが出来た時に電源ケーブルを交換してみました。(実は授業の最初にも変えてみたのですが数人しか違いが分かりませんでした。)一人一人が音を観察するように聴いていたことと教室のスピーカーに慣れたこともあり、今度は全員がケーブルの違いを聴き取ることが出来ました。「こんなに違うんですね!」「セッティングって重要ですね!」と口々に話していました。
その後、「このケーブルのほうがきれいに聴こえる!」「やっぱりこっちのケーブルのほうが迫力があるよ!」とさらに盛り上がり、授業が少し延長してしまいました。
音楽の仕事というのは常にベストな環境で作業出来るとは限りません。そんなときスピーカーをきちんと置いてみようと、この授業を思い出してもらえたら、僕にとってはうれしい限りですね。
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